S字フックかけ
推奨年齢 1歳半~
S字フックをかけるものは、ホルダーやドアノブなど何でもかまいません。色やサイズの違うS字フックを用意すると、より楽しめます。
この力が伸びる!
意識して身体を動かすことで、手先のコントロールにつながっていきます。下へつなげていくと、順序性を学ぶこともできます。
あそぶときのポイント
うまくかけられたときに、「かけられたね」と声がけすると、子どもは「これがかけるということなんだ」と理解できます。
用意するもの
- ・S字フック 5本程度
- ・ラップホルダー
ピッチャーでうつす
推奨年齢 3歳~
小さいピッチャーを2個用意し、一方に豆を入れてあけうつしをします。豆がこぼれても、子どもが自分でこぼしたことに気づき、集めることができます。写真では撮影のために豆を多く入れていますが、家庭で行うさいは豆の量を減らしてください。
この力が伸びる!
まちがいの自己訂正や観察力を養い、自分でお茶や牛乳をそそいで飲むといった、子どもの自立にもつながっていきます。
あそぶときのポイント
水をそそぐ経験をまだしていない子どもには最高の活動ですが、自分で水をそそぐことが十分にできる子どもには必要ありません。
用意するもの
- ・ガラス製もしくは陶器のピッチャー2個
- ・豆
- ・トレイ
【出典】『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』監修:北川真理子
【書籍情報】
『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』
監修:北川真理子
モンテッソーリ教育は、多くの教具や教材を使用し、子どもが自ら発見し学べる環境を提供する教育方法です。モンテッソーリ園では、異年齢の子ども同士の関わりも重視され、優しさや思いやりが自然に育まれます。しかし、家庭では教具を揃えるのが難しく、環境も十分ではありません。本書では、家庭でできるモンテッソーリ教育の要素を取り入れた知育遊びを紹介。特に指先を鍛える遊びが中心で、これにより将来の鉛筆や箸の使用に役立ちます。子どもが興味を示さない場合は、全身運動を取り入れてから再挑戦するのがおすすめです。本書が子どもの成長と自立をサポートする一助となることを願っています。
公開日:2024.07.23