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学習机は子どもに選ばせない方が良い理由とは!?【集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ】

Text:石田勝紀

学習机は子どもの成長を見越して選ぶ

子どもに任せると「いまの好み」で選ぶ

小学校入学などのタイミングになると、

「学習机は購入したほうがいいですか?」「どのように選んだらいいですか?」

という相談が、多くのご家庭から寄せられています。

子ども部屋のカーテンなどのインテリアと違い、学習机を選ぶときは、子どもの意見を優先するのはおすすめしません。それは、ほぼ100%の確率でキャラクターが入っているものを選んでしまうからです。

当たり前のことですが、子どもはいつまでも小学1年生ではありません。ずっと同じキャラクターを好きでいる可能性は高くないでしょう。勉強机は、中学生・高校生になってからも使うものですから、将来の使いやすさまで考える必要があるのです。小学校1年生の子が将来のことまで考えるのは難しいことなので、大人がリードし、将来を意識しながら一番合うものを用意しましょう

「長く使えるもの」という目線で探してみる

学習机は、とくに汎用性の少ない家具です。子どもの意見を優先してキャラクター色の強い学習机を購入すると、時間が経つにつれ、物置化してしまうでしょう。将来成長したときに、勉強用に新しく買い換えることになるケースもあります。

最近はメーカーでも、子どもの成長に合わせて高さが調整できるように工夫されているものもあるので、チェックしてみてください。

もちろん、学習机も必ずしも購入しなくてはならないものでもありません

成長してもリビングの机で勉強する、自習室やカフェで勉強するほうがはかどるという子もいるでしょう。あくまでも子どもに合わせて考えてみましょう。

【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀

【書誌情報】
『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』
著:石田勝紀

本書『頭のよい子の育て方』では、「頭のよい子」とは、単に学力や成績が優れた子どもを指すのではなく、その子自身の特性やタイプに応じた能力や個性が発揮されている状態を意味すると提案します。著者は、親として子どもの個性に合わせた育児の重要性を強調し、シンプルで無理のない生活環境を整えることが、子どもの健全な成長を促す鍵であると説いています。また、親の都合で育児を進めるのではなく、子どもの特性に合ったアプローチが必要であることを具体的な例を交えて解説しています。子どもの成長をサポートするための実践的なアドバイスが満載の一冊です。

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