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4スタンス理論におけるスノーボードでの加速とターンやエアの際に可変する部位とは!?【廣戸聡一ブレインノート】

Text:廣戸聡一

スノーボード 競技別解説

ボードの上に着地して、重心移動で操る競技

スノーボードでは、板越しに地面に「着地」しているという感覚を持つことが大切です。ただボードの上に立っているだけでは、スピードに乗ったり、次の動きに対応したりすることができないからです。「着地」を意識することで自分の基本的なライディングフォームが決まると、その姿勢から踏み圧を抜けば減速することができ、反対に重心移動で圧をかければ加速することができます。

また、地面に対してできるだけ頭を垂直水平に保つことも重要なポイントです。特にハーフパイプやスロープスタイルなどのフリースタイル種目では、頭を中心に速く動作して着地方向を決めることになるため、面を入れ替えるタイミングをコースにだけ合わせるのではなく、コースと自分の末端にボードを通していくという意識が必要になります。

競技の起源

スノーボードの歴史には諸説あるが、1900年代初めに狩猟や登山の際に深雪を滑り降りる道具として使われていたという。1970年代前半になるとソリのような滑走体を取り付けたものや、合板やプラスティックで作られたボードが登場。1970年代後半から現在使用されている形に開発され、世界的に普及した。

加速と可変する部位

●加速

【A】前足重心のAタイプ
前足の膝に運動軸をかけて加速する。

【B】後ろ足重心のBタイプ
後ろ足に運動軸をかけて加速する。

●ターンやエアの際に可変する部位

【A】肩・股関節・手首が可変するAタイプ
肩、股関節の上下動、手首を可変させてターンしている。

【B】みぞおち・膝・肘が可変するBタイプ
みぞおち、膝、肘を可変させてターンしている。

【書誌情報】
『廣戸聡一 ブレインノート 脳と骨格で解く人体理論大全』
著者:廣戸聡一

「本来の自分の身体の動きと理屈を知り、身体だけでなく精神的な部分との兼ね合いの中で、“いかにして昨日の自分を超えるか”という壮大なテーマを、人体理論の大家であり、日本スポーツ・武道界の救世主と呼ぶに相応しい、廣戸聡一が、自身の経験と頭脳のすべてを注ぎ込んで著す最強最高の身体理論バイブル。四半世紀でのべ500,000人の臨床施術により、多くのトップアスリート、チーム、指導者、ドクターとの関わりの中で行き着いたトレーニング&コンディショニング理論の集大成、ここに完成。オリンピック競技を含む全52種目を個別にも論及、紐解いた、すべてのアスリート、指導者、スポーツファン必携の書!