階段は無料のジム
ここでは日常生活のなかで効率的に下半身を鍛えられる「階段の使い方」を紹介します。Day17でお話しした通り、階段下りはエキセントリック運動なので、階段はどこにでもある無料のジムだと言えるのです。上りはエスカレーターやエレベーターを使って構わないので、下りだけは階段を使うよう心がけて下さい。階段を下りるだけなので体への負担が少なく、日常生活で楽に取り入れられることでしょう。目安は1日4フロア分です。
痩せる下り方のポイントについて、詳しくは下図で解説しますが、背すじを伸ばした良い姿勢を心がけること。そして慌てずに一段ずつゆっくりと下ることです。片方の手は自然にふり、もう片方の手は指先を手すりに添えるようにして安全を確保することも大切です。
80歳は20歳のころと比べて筋肉量が半分に
前にお話しした通り、下半身には大半の筋肉が集中しているにもかかわらず年を重ねるにしたがって衰えてしまいます。それに伴って代謝が落ちて痩せにくくなってしまうので、意識して鍛えていく必要があるのです。ゆっくりイスに座る「チェアースクワット」にプラスして、階段下りを取り入れれば効果大です。
もうひとつ喜ばしいのは、下半身の筋肉を鍛えると、体全体の筋肉の発達を促すIGF -1(アイジーエフワン)というホルモン分泌が増えること。何歳であっても遅すぎるということはないので、階段下りを習慣化しましょう。
【書誌情報】
『1日1ページで痩せる ダイエット最強の教科書』
監修:坂詰真二
自宅で自粛太り解消!1日1ページやるだけで、痩せるために必要な最強のダイエット知識が身につく!
ダイエットは“継続”が永遠のテーマとも言われていますが、続かない理由は「キツイ、つらい、結果が見えない」という声が多くあります。
また、トレーニングが先なのか食事が先なのか、「痩せるためには何からやればいいのか」という
優先順位がハッキリしないため、運動などを必死にやったのに、思ったように結果が出ず挫折、ということも。
本書ではダイエットする人に向けて、『TARZAN』や『世界一やせるスクワット』の監修も務める最強のトレーナーが、とにかく最短で痩せられるよう、優先順位が高いものから1日1ページのダイエット知識を30個紹介します。
ダイエットを継続し、習慣化するためにはたくさんの情報を同時に実践するのではなく、ひとつひとつ慣れていって習慣化するのが実は一番早いと言われています。
また、本書で紹介する内容は、特別な道具も必要なく、毎日の生活を変える必要もありません。
1日目から簡単な課題をこなしていくうちにビックリするほど体が変わっていきます!今までとは違う、簡単かつ最強のダイエット法をぜひ試してみて下さい!
公開日:2020.12.25