命に関わるダメージになることも!?
人間関係がうまくいかない、仕事での責任が重い、将来が不安・・・・・・。現代社会を生きるうえで、ほとんどの人がストレスや悩みなど抱えているのではないでしょうか。ストレスはあってあたりまえ、周りの人も同じような悩みを抱えているから、などと放置してしまうと、これらはやがて「心の毒」となって蓄積されてしまいます。
心の毒はたまり過ぎてしまうと、うつ病やパニック障害、自律神経失調症など、心の病気を引き起こすことに繋がります。また、免疫力や自己治癒力を低下させ、ひどい場合には、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、がんなど命に関わる大病を招く可能性も。日頃から心の毒を出し、心の健康を守ることは非常に重要なことなのです。
ただ、心の毒の厄介なところは、たまっているのに気がつかないケースが多いこと。心の毒をため込んでいる自覚のないまま不調を引き起こしてしまうのです。このような事態にならないためにも、ストレスを受けると表れる、肩がこる、眠れない、気分が落ち込むといったさまざまなサインを見落とさないようにしましょう。
出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 毒出し』工藤孝文
【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 毒出し』
工藤 孝文
本書ではこころやカラダの健康法などで数々の著書を持つ、健康の専門家である医師による、誰でも簡単にできる“毒出し法”を紹介します。病院で調べても原因がわからない『メンタルから来る体の不調』、内臓脂肪、コレステロール、血糖値、高血圧といった『生活習慣から来る体の不調』など、『こころ』と『からだ』両方の原因による不調の解消法をたっぷり掲載します。自律神経の乱れやうつのような症状を感じている人にはこころの毒出しになる、『飲むだけで安眠をもたらす飲み物』や『自律神経が整う食べ物』など、誰でもできるストレス解消法を掲載します。
公開日:2023.04.01