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フィニッシュまでスイングが崩れない“首”の使い方とは!?【大人のやり直しゴルフ学/高野裕正】

「スマホ首」はスイングと非常に相性が悪い

 一日中パソコンに向かう仕事が多いサラリーマンの「猫背」や、10代からスマホ中心に生活している若い世代の頭が下に垂れてしまう「スマホ首」は、ゴルフスイングと非常に相性が悪いです。猫背やスマホ首のような安定しない姿勢では、クラブを正しく持つことができません。その結果、スイング中に力んだり、肩が上がってしまったり、手元が浮いてしまうなどのエラーにつながります。このような姿勢が悪いゴルファーはいくらスイングの癖を直そうと練習しても、なかなか良いスイングにはなりません。

●猫背のアドレス

●スマホ首のアドレス

そうはいっても、ジムでトレーニングセッションを受けている人や、日々適度な運動をしている人は多くないはずです。そこで対処療法としてオススメするのが、老眼のシニアが文字を読む時の少し頭全体を後方に引くような姿勢です。 「老眼首」とでも呼びましょうか。厳密に言うと、頭を後ろに引くイメージだけだと多少首回りに力が入りやすくなってしまうのですが、それでも「猫背」や「スマホ首」よりは断然良いです。

スイングをすると身体の外側に引っ張られる力、いわゆる遠心力が働きます。その外へ引っ張る力に対して、拮抗する姿勢が大切なのですが、背中や首が安定していないと、無理やりその力をコントロールしようとしてしまうので、力んだり、肩が上がったり、手元が浮いたりします。アドレスをしたら、だらんと腕を垂らし、老眼首を作り、テークバックからフィニッシュまでその首を維持し続けるイメージでスイングしてください。そうすれば今までよりも力まない感覚、姿勢が崩れない感覚が得られるはずです。

●老眼首のアドレス