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ストレスが溜まると甘いものを欲してしまうのはどうしてなのか?【一生太らない生活】

Text:吉原潔

「ストレスが溜まると甘いものを欲しちゃうんです!」

強いストレスを感じたときに、砂糖入りのカフェオレを飲みたくなったり、シュークリームに手が伸びてしまったり、猛烈に甘いものがほしくなることがありますが、これは、甘いものを食べることによって脳から幸せホルモンのドーパミンが分泌されるためです。だから、「食べちゃダメ」と自分に強いストレスをかけ続けると、その反動で甘いものへの強い欲求がムクムクと湧き上がってきてしまうのです。

毎日、強いストレスを抱えていると甘いものへの欲求を断つことが難しくなり、糖質の過剰摂取が続けば糖尿病のリスクが高まります。また、強いストレスを感じると自律神経の交感神経が過度に働き、これによって血管が収縮するので血圧が上昇します。

収縮していた血管が元に戻るときに活性酸素が発生しますが、活性酸素は血管を傷つけたり、細胞の老化を促進したりなど体を傷つけてしまうことがあります。ストレスを感じると副腎から抗ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されますが、これが血糖値を高い状態に保つ働きをします。ストレスは精神的なイライラや不安感を募らせるだけではなく、病気を引き寄せてしまうことにもなるのです。

ですから、週1夜断食の前身である「月曜断食」を考案するときにも、いかにストレスを溜めずに続けられるかを考え抜きました。週1夜断食は、食べてはいけない方式のダイエットではありません。土日の美食日には好きなもの、食べたいものを食べられます。これが、夜断食当日や良食日を頑張ろうというモチベーションにもなるのです。

出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢

【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢

若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。

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