週1夜断食の日に予定が入ったら、翌日に振り替えればOK
週1夜断食を何のためにするのか。それは、健康を取り戻して、よりよく人生を楽しむためであるはずです。だから、夜断食のために人生の楽しみをすべてがまんしなければならない、なんていうことがあるはずもありません。友人からの誘い、趣味の集い、親戚づきあい。夜断食の日だからといって、大切な予定を避ける必要はありません。
もし、夜断食を予定していた日に約束が入ったら、翌日に夜断食をすればよいのです。そこで、「明日はちょっと時間的にきびしそうだからやっぱり明後日かなぁ」などと、物事を複雑に考えるとうまくいきません。何事も極力シンプルに。「今日はできないから、明日やろう」というスタンスでいきましょう。
もしも、突発的に夜断食を予定していた日に予定が入り、その翌日には前々からの約束もあったとしたら? もちろん、その次の日に夜断食をしてもいいですし、それだとリズムが狂ってやりにくいなと思うのであれば、その週はスキップしてもいいのかもしれません。その週に焦点を当てたら、「あぁ、今週はできなかった」となってしまいがちですが、3〜4カ月という長いタームで見れば、「そんな週があっても仕方がない」となるので、大丈夫です。
反対に、今日は帰宅が遅くなっていつもの時間に夕飯が食べられそうにもないという日には、気分が乗れば「このまま夜断食するチャンス!」と夜断食をするのもいいと思います。そんなふうに日々を過ごしていれば、トータルでの回数はあまり変わらないのではないでしょうか。一つのことに取り組んでいると、結果を求めて気持ちが焦ったり視野が狭くなってしまったりしがちですが、世の中「○○じゃなきゃダメ」なんていうことはありませんから、視野を広く持って柔軟に取り組みましょう。
出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢
【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢
若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。
公開日:2023.09.18