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第二の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」を鍛えるメリットとは?【1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法】

Text:栗原毅

さらに基礎代謝アップ!

ふくらはぎにも、下腿三頭筋という大きな筋肉がついています。下腿三頭筋とは腓腹筋とヒラメ筋の2つで構成される筋肉で、体にとって大切な役割を果たしています。人間の血液は立っているときも座っているときも、重力によって下半身に滞りがちになります。その血液を心臓や脳へと下から上へポンプのように押し上げる働きをするのが、「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎにある下腿三頭筋です。

下半身を動かすと、ふくらはぎは伸びたり縮んだりして、筋肉が収縮したときに血管が圧迫され、血液を押し上げます。また、脚の静脈内にはいくつもの弁があり、ふくらはぎの筋肉が緩んだときに押し上げた血液が逆流しない仕組みにもなっているのです。これを、ふくらはぎの「筋ポンプ作用」といいます。

下半身には体の約7割の血液が集まっています。それを重力に逆らって押し上げなければならないので、このポンプ機能が正常に働くよう下腿三頭筋を鍛えておくことが重要です。ポンプ機能が活発になると全身の血流がよくなり、さらには基礎代謝もアップ。つまり、脂肪を燃焼しやすくなり、太りにくい体になるということです。

下腿三頭筋も、誰でもできる簡単なエクササイズで鍛えられます。この筋肉をしっかり鍛えておくと、運動機能も上がって活動的になるので、その点でもやせやすくなるといえるでしょう。

出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』著/栗原毅

【書誌情報】
『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』
著:栗原毅

世の中には筋トレ法や痩せる食事術などもたくさんありますが、「なかなか長続きしない」「何をやっても痩せない…」という声も多くあります。それは、頑張って続けていてもすぐに結果が出ないものが多い、ということに加え、過度な食事制限によるストレスで一度爆発してしまうとそれ以降は元の食事に戻ってしまう、といった理由が挙げられます。そんな痩せたいけどなかなか結果がでない……という人に向けて40年以上脂肪肝などの内臓脂肪を研究してきた名医が考案した全く新しい『自動痩せプログラム』を紹介します。そもそも人間がなかなか痩せない最大の理由は『脂肪肝』にあります。人間が痩せるために必要な『代謝機能』を司るのが肝臓ですが、そこに脂肪がたっぷり付いた脂肪肝になると肝臓の機能は半減し、結果として糖などを脂肪として溜め込みやすい体になってしまいます。本書ではそんな脂肪肝をたった1週間で改善し、若い頃のような食べても太らない代謝機能をよみがえらせるすごい方法を紹介します。

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