はしご酒はNG!お酒を飲む時今すぐ辞めたい体を蝕む悪習慣とは?【図解 肝臓の話】


はしご酒は肝臓に大ダメージ
飲み過ぎ食べ過ぎを招くはしご酒
お酒を飲んで気分が良くなり、2次会まで参加して、ついつい飲み過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし、深夜までお酒を飲み続けたり、糖質の豊富なものを食べ続けたりすると、肝臓に大きな負担がかかり、最悪の場合、脂肪肝を引き起こす恐れもあります。
肝臓が分解できるアルコールは、体重1キロあたり、1時間に0.1グラム程度と言われています。
体にいいアルコール量(1日あたり約7~40グラム)を守っている場合、21時ごろまでの飲酒ならば朝方までには体内のアルコールがほとんど処理され、起床時に残ることはありません。
逆に深夜までお酒を飲み続けると、アルコールを処理しきれず、肝臓に負担がかかってしまいます。また、2次会、3次会と飲み続けると、お腹が減って余計なものまで食べてしまいがちです。
お酒を飲みながら食事をすると糖質の吸収がよくなるので、おつまみは低糖質のものを選ぶのが基本です。それを無視して、あれもこれもとおつまみをバクバク食べていたら、間違いなく太ります。
ましてや締めにラーメンや牛丼といった糖質のかたまりを摂ることは、脂肪肝への道を突き進むようなものです。
飲み過ぎ食べ過ぎを防ぐためにも、はしご酒はやらぬが吉。早めに飲み始めて、深夜になる前に帰宅するくらいが丁度良いと言えるでしょう。
明け方まで肝臓が働く悪い飲み方

① 最初のお店で何杯か
最初のお店で2、3杯飲んで切り上げるのがベスト。早めに家に帰り、ゆっくり過ごせば肝臓も休める。
本来はここで帰るのがベスト
② 2〜3次会でも次々とお酒を注文する
2 ~ 3次会にもなると酔いも回っており、ついつい飲み過ぎたり、食べ過ぎてしまう。これが非常に肝臓に良くない。
③ 深夜過ぎまで飲み続けてようやく帰宅
深夜過ぎまで飲み続け、午前1時ごろに帰宅。帰り際にラーメンなどを食べていたら、これ以上ないほど最悪だ。
④ 翌日にお酒が残ってしまい二日酔いに
二日酔いの影響で吐いたりすると、胃や腸がダメージを受けることも。こうならないように早めに帰ること。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』監修:栗原毅
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』
監修:栗原毅
シリーズ累計発行部数300万部突破!お酒好きな人必見!休肝日は必要無し!?意外と知らない『肝臓』をテーマに、『最強の飲み方』がわかる図解シリーズ最新作!
新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっている昨今、問題視されている“酒量の増加”。
運動不足な上に酒量が増加したことにより、太ってしまったり、様々な健康数値に悪影響が出ている人も多くおり、その多くの人が『正しい飲み方』を知りません。
本書ではそんなお酒を考える上でも最も大切な臓器である『肝臓』の働きから、必ず役立つ『最強の飲み方』まで、すぐに使える実用的な情報を幅広く紹介します。
インターネットでお酒の飲み方を調べる人は多いと思いますが、そこに出てくる情報は「適量はビールなら1日500mmまで」「休肝日は週二日以上」など、飲める人、飲めない人の区別なく、一律で説明されることが多いもの。
しかし今回は、お酒の強さなどからそれぞれに適した方法を専門医が紹介し、ネットでは教えてくれない、究極の飲み方を紹介します。
「体を壊す最悪の“9%”」「休肝日は必要無し!」「分解を促す最強のつまみ」「飲んでも尿酸値を下げる方法」など、一生楽しく健康にお酒を付き合っていくための目からうろこの知識が満載です!
ダイエットでも健康でも、お酒との付き合い方を知ることで、これからの生活の強い味方になります!
痩せたい、健康になりたい、家族の健康が気になる、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
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