科学的に証明された「酒は百薬の長」
ひと昔前まで、「お酒は健康に悪い」というのが常識でした。しかし、米国保健科学協議会(ACSH)が1993年に行った飲酒量と死亡率に関する研究をきっかけに、「お酒をまったく飲まない人よりも、適量を飲む習慣を持つ人のほうが死亡率が下がる」ことがわかったのです。
そのため、現在では「適量のお酒は健康にいい」というのが新しい常識となっています。
それと同時に、飲み過ぎる人は死亡率が上昇することも判明してきました。相関関係を示すグラフが「J」の字を描くことから「Jカーブ」あるいは「Jカーブ効果」と呼ばれています。
日本でも、40~79歳の男女約11万人を9~11年間にわたって調査した研究が行われ、がん・心血管疾患・総死亡者数のいずれも、1日あたりの純アルコール量23グラムを摂る人のリスクが最も低いことがわかっています。
こうした結果から「(適量の)酒は百薬の長」であると言えますが、注意すべき点もあります。ひとつは、高血圧・糖尿病・高中性脂肪血症などのリスクがある場合、少量のアルコールでもマイナス要因となる可能性があること。もうひとつは、適量には個人差があることです。
どれだけのアルコールが適量なのかについては、ある程度の目安がありますので、これからしっかり解説していきます。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』
『肝臓の話』はこんな人におすすめ!
・健康的なお酒の飲み方を知りたい!
・アルコールの正しい知識を知りたい!
・家族のお酒の飲み方が問題ないか気になる!
・お酒を飲みながらダイエットしたい!
以上の方には「図解 肝臓の話」は大変おすすめな本です。
みんな大好きなお酒。
しかし、あなたはお酒の『正しい飲み方』をしっかりとわかっていますか?
本書では、そんなお酒を考える上でも最も大切な臓器である『肝臓』の働きから、必ず役立つ『最強の飲み方』まで、すぐに使える実用的な情報を「お酒好き肝臓専門医」としてお酒の著書多数の栗原毅先生が幅広く紹介します。
『休肝日は不要!』
お酒にまつわる10個の新常識!
最新の研究で判明してきた〝目から鱗〟のお酒の新事実がたくさんあります。
例えば、驚きなのが、
「休肝日は不要!」というもの。
先生によれば、「1日単位でアルコール量を決めるのではなく、1週間単位でアルコールの摂取量を管理するのが理想」だといいます。
確かに休肝日の翌日に我慢した反動でたくさん飲んでしまったらまったく意味がありません。そのため、1週間単位でアルコールの摂取量を管理するのが合理的だということです。
その他にも、
「お酒を飲む人のほうが長生き!?」
「『お酒は太る』はウソ?」など、
気になる内容がもりだくさん!
全く知らなかった10個のお酒新常識で、あなたのお酒ライフが健康的なものになること間違いなしです。
お酒好きが絶対知っておくべき知識を完全網羅
「健康と肝臓にいいお酒ってどう選ぶの?」
「効果的なお酒の飲み方ってあるの?」
「太らないおつまみでオススメは?」・・・・。
お酒好きの知りたいことは尽きません。
本書は自身もお酒大好きの栗原医師がお酒好きの必須知識を伝授します。
「ヤバい缶チューハイの見分け方」
「飲み始めるのにベストな時間は〇時!」
「お酒とダイエットを両立させる最強ワザ」
などなど、今すぐにでも読みたくなる内容満載です。
シリーズ累計200万部は伊達じゃない!豊富に使われた図解の圧倒的わかりやすさ
「図解 肝臓の話」と銘打っているだけあって、図解がふんだんに使われています。
右ページに文章、左ページに図解で解説という形で全頁が構成。
さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!
この「眠れなくなるほど面白い図解シリーズ」は200万部を突破している大ヒットシリーズです。
お酒好きの免罪符にこの一冊!
新型コロナウィルスの影響で「おうち飲み」を楽しんでいる方が増えていると思います。
様々な種類のお酒を、時間の制限なく楽しめるのは魅力的ですが、中には思ったよりも深酒をしてしまい体調を崩す人も。
また、運動不足な上に酒量が増加したことにより、太ってしまったり、様々な健康数値に悪影響が出てしまったりする人が増えています。
この一冊を読めば、明日からのお酒との付き合い方が、変わる!
お酒好きの免罪符に、
ぜひ『眠れなくなるほど面白い 肝臓の話』をご一読ください!
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』
監修:栗原毅
新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっている昨今、問題視されている“酒量の増加”。運動不足な上に酒量が増加したことにより、太ってしまったり、々な健康数値に悪影響が出ている人も多くおり、その多くの人が『正しい飲み方』を知りません。本書ではそんなお酒を考える上でも最も大切な臓器である『肝臓』の働きから、必ず役立つ『最強の飲み方』まで、すぐに使える実用的な情報を幅広く紹介します。
公開日:2022.03.03