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生活にとり入れられる!簡単に骨密度を上げる方法とは?【肩甲骨はがし】

Text:藤縄 理

運動しないと骨はもろくなっていく!?

筋肉が動くと骨は刺激を受け、骨密度を上げて強くなります。ただし、筋肉が運動による「収縮(縮む)」と「弛緩(伸びる)」で強化されるのに対し、骨は単純に体を動かすだけでは強くなりません。足踏みによる衝撃、ジャンプ後の着地というような、適度な重力の刺激を骨に与えることが必要なのです。

例えば、「早歩きをする」や「階段の上り下り」などは、足が着地するときの衝撃が、かかとから下半身の骨に刺激となって伝わります。

骨密度は30〜40代をピークに減少していきます。運動習慣がない人はその下がり方が急激で、気づいたときには「やせた筋肉」と「もろい骨」をまとった体になっているかもしれません。そうならないためにも、普段から適度な運動を心がけましょう。幸いなことに、骨も筋肉も年齢に関係なく、刺激した分の成
果がストレートに体へ反映されます。

ちなみに、骨の健康維持に欠かせないビタミンDは腸管からのカルシウムとリンの吸収を促し、骨密度を増加させる働きがあります。日光を浴びることでもつくられるので、晴れの日は屋外で運動すると一石二鳥です。

生活にとり入れられる骨密度を上げる術【肩甲骨はがし】

出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし』著/藤縄理

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし 』
著:藤縄理

コロナ禍による運動不足やテレワーク、日常的な家事や育児からくる疲れなどの影響で、体に不調を感じている方は多いのではないでしょうか。その不調は「ガチガチの肩甲骨」が原因かもしれません。猫背や巻き肩をはじめ、足を組んだり、頬杖をついたりすることがクセになっている方は要注意!悪い姿勢が身についてしまっていると、肩甲骨がずれ、そのまわりの筋肉が凝り固まってしまいます。そこから肩や首のコリ、背中や腰の痛みなどの不調につながり、頭痛やめまいを引き起こして体全身のトラブルに発展するのです。本書ではその不調の元凶である「ガチガチの肩甲骨」を解きほぐす、エクササイズをイラストと図解でわかりやすく紹介しています。そもそも肩甲骨とはいったいなんなのか、どこに位置しており、どのような役割を担っているのか専門家が丁寧に解説しているので、より意識を高めて取り組むことができます。健康寿命を伸ばし、正しい姿勢を崩さずに生活するための体幹や骨を強化するエクササイズや、肩甲骨はがしとセットで行うと効果がアップする症状別エクササイズも掲載。体の不調の改善も予防もできる未来への健康投資に最適な一冊です。

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