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骨密度が低下すると健康寿命が短くなってしまう理由とは?【肩甲骨はがし】

Text:藤縄 理

筋肉を動かせば骨も強くなる

骨密度の高い丈夫な骨を維持することは、肩甲骨の快調や姿勢の安定に繋がるだけではなく、「健康寿命」をも左右します。

健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」をいいます。日本の平均寿命は男性で81.47年、女性で87.57年とされ、健康寿命はこの数値より男女ともに10年前後短いのが現状です。これは、多くの人が健康な状態で長生きしているわけではないことを物語っています。

健康寿命を短くする要因に、疾病や不健康な生活習慣などが挙げられますが、加齢や運動不足による骨密度の低下も無視できません。特に骨の強度が落ちて骨折しやすい状態となる「骨粗しょう症」は、健康寿命に大きく関わるロコモティブシンドロームやサルコペニアの入り口となる病気です。

ささいな転倒で骨折し、治療が長引けば身体機能が低下。そのまま寝たきりの状態になり、健康寿命を短くしてしまうのです。年齢に関係なく、運動や食習慣などで骨へのケアを心がけ、いつまでも自立した生活を送りたいもの。未来への「健康投資」のつもりで、体を動かす習慣を身につけましょう。

筋肉量と骨量の維持が健康で長生きの秘訣【肩甲骨はがし】

出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし』著/藤縄理

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし 』
著:藤縄理

コロナ禍による運動不足やテレワーク、日常的な家事や育児からくる疲れなどの影響で、体に不調を感じている方は多いのではないでしょうか。その不調は「ガチガチの肩甲骨」が原因かもしれません。猫背や巻き肩をはじめ、足を組んだり、頬杖をついたりすることがクセになっている方は要注意!悪い姿勢が身についてしまっていると、肩甲骨がずれ、そのまわりの筋肉が凝り固まってしまいます。そこから肩や首のコリ、背中や腰の痛みなどの不調につながり、頭痛やめまいを引き起こして体全身のトラブルに発展するのです。本書ではその不調の元凶である「ガチガチの肩甲骨」を解きほぐす、エクササイズをイラストと図解でわかりやすく紹介しています。そもそも肩甲骨とはいったいなんなのか、どこに位置しており、どのような役割を担っているのか専門家が丁寧に解説しているので、より意識を高めて取り組むことができます。健康寿命を伸ばし、正しい姿勢を崩さずに生活するための体幹や骨を強化するエクササイズや、肩甲骨はがしとセットで行うと効果がアップする症状別エクササイズも掲載。体の不調の改善も予防もできる未来への健康投資に最適な一冊です。

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