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最重要距離の入れ方がわかるショートパット練習法とは!?【クォーター理論 基本編/桑田泉】

Text:桑田泉

すべての復習をしながら最重要距離=1.8mを入れる

【注目ポイント】
● フォローだけで1mのパットを練習したら、次は1.8m
● ここでは、これまで学んだGAP3をはじめ、後述の各ポイントを1つ1つ確認しながら、10球連続で入れてみる
● また、フォローだけで打ったときのように、ボールに順回転がしっかりかかっているかどうかも確認する


●GAP3の再確認
G グリップは手順通りに正確に握れているか?


A アドレスは骨盤から前傾し、へっぴり腰になっていないか?


P ボールは正しく左目の下に置かれているか?


ボールのてっぺんをぼんやり見ているか?


インサイドイン軌道になっているか?


振り幅は1:2のイメージで結果1:1になっているか?


なぜ1.8mで練習するのか?
それは1.8mがゴルフの答えだから! ラウンドでは、アプローチやロングパットのあとに不思議と1.8mの距離が残ることがとても多い。つまり、1.8mのパットを入れるのと外すでは、大きな差になるわけです。プロがトーナメントの練習グリーンで1.8mを重点的に練習しているのはそういう理由からです

出典:『クォーター理論 基本編』著/桑田泉

【書誌情報】
『クォーター理論 基本編』
著者:桑田泉

「ボールをよく見ろ!」「ヘッドアップするな!」など、ゴルファーなら誰でも一度は、このようなアドバイスを受けたことがあるはず。でも実際には、このレッスンを実践しても「上手くなった」という手応えがないまま、同じスウィングを繰り返し、ナイスショットとは程遠い状態だ。本書の著者・桑田泉プロはこの原因を「再現が難しいスピードが乗った状態をイメージして、繰り返しクラブを振っているから」と指摘する。その桑田プロが生み出した、まったく新しいゴルフ理論が「クォーター理論」だ。この理論のキャッチとも言える「ボールを見るな!」「ダフれ!」「手打ちしろ!」は、スピードが乗った実際のスウィングと頭の中のスウィングイメージを合わせるための言葉。この言葉に体は反応してこそボールを上手く打てる。では、この「クォーター理論」をマスターするには? 本書は、理論の基本となる「パッティング」「アプローチ」そして「スウィング」で構成している。ゴルフの目的はスコアを減らすこと。そしてスコアの約40%を占めるのがパット数で、特にショートパットの確率がスコアを左右する。だから、クォーター理論のレッスンはショートパットからスタート。続くアプローチ編では、クォーター理論独自のパットアプローチを含む、アプローチショットをレッスン。さらに、スウィング編では、クォーター理論のスウィングの根幹を成す大事な要素であるS1、S2、S3という、スウィングメソッドを解説している。本書の最後は、S1~S3を組み合わせた基本スウィングを紹介。B5判という、大きな紙面で多くのカラー写真を使って理論をわかりやすく解説した本書は、「クォーター理論」の基本を学べる集大成と言える存在。初心者からキャリア数十年の人まで、多くのアマチュアゴルファーにとって必ず結果を出せるゴルフスウィングのバイブル本となるはずだ。