お風呂とシャワーの使い分けも効果的
免疫力を上げるには、体を温めることが重要です。食事やストレスに注意し、体を冷やさないよう気をつけましょう。
そんな中、簡単に体を温められるものといえばなんといってもお風呂です。熱いお湯に首までつかって、じっくりと温まる、一見体にいいように思えますが、じつは、温度によってはこれは逆効果。
42℃以上の熱すぎるお湯に首までつかっていると、心臓や血管に負担がかかってしまいます。高血圧の人であれば、血圧が上昇し、心筋梗塞など血管系の病気を招く恐れもあるので危険なのです。
体にいいお風呂の入り方は、自分の体調を見極めて、熱いお湯とぬるいお湯を使い分けること。40℃程度のお湯に10分つかるのが適正とされています。夏場や、忙しいときでも、1日1回は湯船に入りましょう。
1日の中でのサイクルに取り入れるなら、朝は熱めの温度に設定したシャワーを浴び、その刺激でしっかりと目を覚まします。
そして、夜はぬるめのお湯につかって、リラックスするのが効果的です。じっくり入るなら、体への熱の伝わり方が緩やかな半身浴がベスト。どうしても時間がとれないときは、体の末端で血行が滞りがちな手先や足先をお湯につけるだけでもOK。温熱効果を高める、「しょうが風呂」や「塩風呂」などもオススメの入浴方法です。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話』
著:石原新菜
シリーズ累計発行部数160万部突破の人気シリーズより、健康で強い体を作るために大切な『免疫力』をテーマに、実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!新型コロナウィルスによる影響もあり、改めて注目が集まっている免疫力。すべてのウィルスによる攻撃や重症化を防ぎ、自分の体を守るためには免疫力を高めることが最も重要になります。本書ではそんな免疫の働きから、活性化させるカンタンな方法まで、すぐに使える実用的な情報を紹介。「そもそも免疫力ってなに?」「免疫力を高めるには〇〇を飲む」など、自分や家族の健康のために使える一生モノの知識が満載です!健康的で強い体を作りたい、家族の健康を守りたい、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2021.01.03