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危険な脂肪は気づかないうちにたまる!脂肪がたまる順番とは!?【ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方】

内臓脂肪はどうやってたまるの?

●脂肪がたまる順番
食べ過ぎや運動不足などで消費しきれず、体内に余った糖質や脂肪は中性脂肪になります。中性脂肪は、「皮下脂肪→内臓脂肪→異所性脂肪」の順に蓄えられます。


●危険な脂肪は気づかないうちにたまる
糖質や脂質は肝臓でエネルギーに変換されますが、とり過ぎて余った分や運動不足などで消費しきれなかった分は中性脂肪となり、血中にあふれ出して血液をドロドロにしたり、脂肪として体に蓄積されます。最初にたまりやすいのが皮下脂肪です。皮下脂肪としても蓄えきれないほど過剰になった中性脂肪は、次に内臓脂肪として蓄えられます。それでも余った中性脂肪は、異所性脂肪として蓄えられることになります。内臓脂肪は様々な生活習慣病を引き起こしかねないので注意が必要ですが、さらに厄介なのが異所性脂肪です。“第三の脂肪”とも呼ばれる異所性脂肪は肝臓やすい臓、筋肉などにつくもので、外見上では脂肪がついたように見えない特徴があります。

異所性脂肪は自覚症状がないままにたまってしまうので、気づいたときには臓器や筋肉にたっぷり脂肪がつき、本来の機能が低下してしまっていることも。2型糖尿病などを悪化させるともいわれており、とても危険です。ちなみに、体が糖を脂肪に変える理由は、脂肪として蓄積するほうが効率的にエネルギーをためておけるから。具体的には、ブドウ糖1グラムにつき4キロカロリーのエネルギーを格納できますが、脂肪は1グラムにつき9キロカロリーのエネルギーをためておくことができます。またブドウ糖でエネルギーを備蓄するには、脂肪の約3倍の水分が必要となります。

●糖ではなく脂肪でためる理由
糖も脂肪もエネルギーとして消費されますが、使いきれなかった糖は脂肪に変えられます。脂肪のほうが約2倍のエネルギーを格納できるうえ、水分も少なくて済み効率的にためられるからです。


【出典】『ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方』
監修:栗原毅 日本文芸社刊

監修者プロフィール
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶応義塾大学特任教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』(日本文芸社)をはじめ、著書・監修書多数。

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ストレス0で内臓脂肪を落とす食べ方を、写真、イラストでわかりやすく紹介します。また、家にいると楽しみはお酒、という人も多いですが、ネットなどで当たり前になっている『休肝日は週2日以上』『ビールは1日中瓶1本が適量』といった健康法ではなく、肝臓の専門医が教える最強の飲み方を大公開します。「名医が教える究極のPFCバランス」「過度な糖質制限は逆にリスク」「健康数値が良くなる最強のおつまみ」「内臓脂肪が付きやすい食材はコレ!食べるならどっち!?」など、誰でも取り組みやすくわかりやすい内容で楽しみながら健康知識が身につきま

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