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コレステロールは悪者じゃない!中性脂肪が超悪玉コレステロールを生み出す理由とは!?【ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方】

コレステロールは悪者じゃない!

「コレステロール値が高いと生活習慣病を招く」といわれたこともありましたが、それは古い考えです。免疫力を向上させるなど、健康づくりに役立つことがわかっています。

●コレステロールは体をつくる重要なもの
肝臓から全身に運ばれるものを「LDLコレステロール」、肝臓に戻されるものを「HDLコレステロール」といいます。この2つはそれぞれ人間の健康を保つうえで大切な役割を担っています。


●中性脂肪がコレステロールを悪者にする!
中性脂肪が増え過ぎると、HDLコレステロールを減らして余計なコレステロールが肝臓に戻るのを阻害します。さらにLDLコレステロールを酸化しやすくし、超悪玉コレステロールを生み出します。


●大事なのはLDLとHDLのバランス
コレステロールには、肝臓から全身に運ばれる「LDLコレステロール」と、肝臓に戻される「HDLコレステロール」の2種類があります。LDLの値がHDLの値に比べて低過ぎると、がんのリスクが高まるといわれています。一方、HDLが低い状態で高血圧などの要因が重なると、動脈硬化を誘引します。

そもそも人間の体には、LDLとHDLのバランスを一定に保つ働きがありますが、生活習慣の乱れや運動不足などで、そのバランスが崩れてしまうのです。また中性脂肪が増え過ぎると、LDLが酸化しやすくなり、超悪玉コレステロールと呼ばれる「酸化コレステロール」となって動脈硬化を引き起こす原因になりかねません。

【出典】『ストレス0!で内臓脂肪が落ちる食べ方』
監修:栗原毅 日本文芸社刊

監修者プロフィール
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶応義塾大学特任教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』(日本文芸社)をはじめ、著書・監修書多数。

健康診断の数値で異常値が出てしまう人が増えています。外出自粛による運動不足に加え、大々的にレジャーや遊びができない今、“食の楽しみ”の優先度が高くなった結果、自宅での食事量、飲酒量が増えてしまうのも原因となっています。本書では人間の代謝をコントロールする“肝臓”の専門医が、
ストレス0で内臓脂肪を落とす食べ方を、写真、イラストでわかりやすく紹介します。また、家にいると楽しみはお酒、という人も多いですが、ネットなどで当たり前になっている『休肝日は週2日以上』『ビールは1日中瓶1本が適量』といった健康法ではなく、肝臓の専門医が教える最強の飲み方を大公開します。「名医が教える究極のPFCバランス」「過度な糖質制限は逆にリスク」「健康数値が良くなる最強のおつまみ」「内臓脂肪が付きやすい食材はコレ!食べるならどっち!?」など、誰でも取り組みやすくわかりやすい内容で楽しみながら健康知識が身につきま

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