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コースで使えるスイングを身に付ける方法とは!?【大人のゴルフ練習帳/中井学】

Text:中井学

「練習場ではいいショットが打てているのに、コースではミスばかり出て100以上も叩いてしまった」。ラウンド後にそういって嘆くゴルファーを何人見てきたことでしょうか。

練習場でできてコースでできないのは、なぜだと思いますか?それは「コースでできるスイング」が身についていないことに尽きます。

多くのゴルファーは、練習場とコースでのスイングはほとんど変わっていません。コースに出ると心拍数が上がって、スイングのリズムやテンポが速くなりやすいくらいで、それ以外は練習場とコースの違いはほとんど見られないのです。

ある程度の経験を積んだゴルファーなら、練習場で3球のうち1球はグッドショットが打てています。ドライバーにしてもアプローチにしてもきっちり打てているのです。でも、あとの2球は右にプッシュしたり、ダフったりしています。

それをコースに当てはめてみると、どうなるでしょうか。3球のうち1球は「ナイスショット!」と賞賛を浴びますが、残りはOBに打ち込んだり、距離をかなりロスしたりしていることになります。

「減点の少ないショット」を打ち続ける力をつけよう

練習場と同じくらいミスしているのですから、練習場とコースの違いなんて本当はないに等しいのです。練習場では3発のうちの1発のグッドショットばかりが印象に残りますが、この一発に満足してはダメです。

あとの2球もグッドショットとまではいかなくても、ミスの度合いをなるべく小さく抑えることが肝心です。練習場では1~2発くらい右のネットに当たっても全然気にしないかもしれませんが、コースではその球は間違いなくOBです。

コースでできるスイングは、必ずしも最高のショットを打つことではありません。ゴルフは「ミスのゲーム」です。コースではできるだけ「減点の少ないショット」を多く打つことに専念しましょう、完璧な100点満点のショットなんて必要ありません。練習場でも60~70点くらいのショットを続けて打てる力をつけることが、コースでできるスイングのマスターに直結します。

「練習場ではいいけど、コースではダメ」なんて口に出すのはやめましょう。「間違った練習を懲りずに続けています」と白状しているようなものですから。

【書誌情報】
『週1回30球で上手くなる!大人のゴルフ練習帳』
著者:/中井学

20年間に渡り多くのアマチュアゴルファーを指導してきた著者の中井学プロ。彼らから聞く声で一番多いのが「一生懸命練習しているのに、なかなかスコアアップできない」という言葉。上達するには練習は欠かせませんが、その成果が表れないのはもったいない練習をしていて、もう少し練習を工夫すれば、もっと早く上手くなれる」とプロは言います。要は練習の無駄を省けば効率が上がり、それだけ上達のスピードも上がるわけです。この本では、「週1回、それも30球程度」で身に付けられる練習の仕方を写真を交えて紹介しています。「ドライバーと9番アイアンによるスイングづくり」「練習場でつかめる的確なボール位置」「上下左右に球を打ち分ける」など、スコアアップに結びつく効率的な練習法が載っています。本書で「練習をスコアに変える」方法を身に付けましょう。