体が回らないのは体が硬いのではなく「動きが硬い」のが原因
「最近、体が回りにくくなってドライバーが飛ばなくなった」。シニア世代のゴルファーのそんな悩みをよく耳にします。体が硬くなったのも原因のひとつと考えられますが、自分で気づかないうちに体を硬く使っているのが一番の問題点です。体を硬く使っているために動きも硬くなり、体がスムーズに回らないのです。
その一例がバックスイングで左肩を回そうとすること。そんな人に限って体のコアには目を向けようとしません。左肩はいってみれば体の末端部です。左肩を一生懸命回しても、体の中心が回らなければ左肩が動きにくく窮屈に感じられます。体が柔軟なはずのジュニアゴルファーでも中には動きが硬い子もいます。体を硬く使ってしまっているからです。
【書誌情報】
『ナイスショットは骨で打つ!』
著者:/福田尚也
「骨に任せたゴルフスイング」というテーマで、JPGAティーチングアワード優秀賞を受賞した本書の著者・福田尚也プロ。 同プロのスイング作りは、「骨」(=骨格)をベースにした独自の方法だ。人によって、体型、筋力の違いはあっても、骨格や関節の使い方や動きは誰でも同じ。それを踏まえて、骨格と関節の視点でスイングを理解すれば、万人に共通する正しいスイングが身につく。 この本では、骨と関節、特に肩甲骨と股関節にポイントを置いた、福田プロの“骨スイング”の方法を具体的にひも解き、数多くの写真を交えてわかりやすく解説している。 骨スイングを身につけて、飛距離アップとショットの安定を手に入れよう!
公開日:2020.12.24