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ゴルフ上級者であれば簡単に答えられるパー4のティーショットの目的とは!?【思いで叶えるゴルフ上達法/佐久間馨】

Text:佐久間馨

ショットごとに意図を持って、たまたまのゴルフから脱却する

世界中どこのゴルフコースでも、各ホールのスタートはティーショットから始まります。ここで、皆さんに質問ですが、パー4 のティーショットの目的とはなんでしょうか?少々禅問答的な聞こえてしまったかもしれませんが、ティーショットは何のために打つのか考えていただければ結構です。

ゴルフの上級者であれば、この問いに対する答えは簡単に見つかります。パー4 のティーショットの目的とは、「次打でパーオンできるところに運ぶ」ショットです。このようにパー4 のホールでは、第2 打でグリーンオンさせやすいポジションにボールを運ぶのがティーショットの役割なので、ティーショットを打つ際には「パーオンさせるんだ」という強い意志を持って臨む必要があります。「パーオンさせる」と決めたら、次は、「どこに第1 打を運んだらよいのか」を考えます。その際には、コースレイアウトはもとより、ピンポジション、フェアウェイの傾斜、風などを総合的に勘案し、どこに運んだら第2 打でグリーンが狙いやすいかを考えます。そして、そこに運ぶためにはどういう球筋で狙うのが一番良いのかを考えてショットをするのです。

オンコースレッスンでレッスンを受けに来た生徒さんに、ティーショットを打つ前に「どこを狙うか」聞いてみると、「とりあえず真ん中」または「IP フラッグのあたり」という返答がほとんどで、「パーオンさせる」ためのショットであることをあまり真剣に考えている様子が見られません。 おそらく「自分の腕前では打ってみないとボールがどこに行くのかわからない」という気持ちが働いているのではないかと思いますが、それではいつまでたってもゴルフはうまくなりません。

「絶対にパーオンさせる!」「そのためには、あの辺りに第1 打を運ぶ!」という強い意志がゴルフの上達には不可欠です。仮に「あそこに打つ!」と決めた場所にボールが行かなかったとしても、まずは強い意志を持って考えることが重要なのです。

これは何もティーショットに限った話ではなく、グリーンを狙うショットやアプローチでも同様です。毎ショットごとに、どこにどういう球を打つという明確な意思を持つことが、ゴルフの上達には欠かせません。

確かに、大した考えもなく打った球がフェアウエイど真ん中のベストポジションに行くこともありますし、パーオンしてパーやバーディーが取れることもゴルフにはあります。しかし、それらはたまたま起きた偶然であって、そこには真の喜びはありません。意図どおりに球を運べて、狙っていた結果を手にした時こそ、ゴルフの真の醍醐味があるのです。

【書誌情報】
『信じればパープレイは必ずできる! 「思い」で叶えるゴルフ上達法』
著者:佐久間馨

「ゴルフを上手くなりたい」と考える人は、自分のスイングを直そうとします。それもひとつの方法ですが、スイングを直すだけではスコアアップは望めません。「練習不要」をうたい、「練習ぎらい」を書名にした著書もある本書の著者は、「パープレイは誰でもできる」と言います。その方法となるのは、プレイの発想方法とやり方を変えること。簡単にスコアがよくなる発想方法があるのです。この本では、その方法を数多く紹介しています。明日コースに出る人でも実践できることばかりで、ゴルフがより一層楽しくなるはずです。