毎回、芯で打てるようになる
三觜喜一スウィングの“当たり前”
教えます!
たっぷり練習をしているのに、スコアが縮まらない。「いったい何が悪いのか?」。そんな人は、もう一度スウィングというものを見つめ直してみませんか。“ 悩めるゴルファー”のために立ち上がったのは、レッスン界のカリスマ・三觜喜一。数多くのゴルファーから信頼を得ている三觜プロがゴルフの“ 基本のキ”を教えます!
身体の中心でクラブを回せば、
ビギナーでもナイスショットが打てるんです!
円を描くように動かせば遠心力が働き再現性が高くなる
<三觜> 幡野プロは11歳からゴルフをやっているそうですが、クラブはどう動かすのがいいか分かりますか。
<幡野> 深く考えたことがないですね。
<三觜> 答えは、〝円運動〞。
<幡野> 丸く回せってことですか?
<三觜> そう。円を描くように動かせば遠心力が働き、いつまでも同じところをグルグル回る。
<幡野> なるほど。その分、再現性が高くなるってことですね。
三觜 その理屈がわかっていない人には、おへその前あたりにグリップが来るようにクラブを持って、それこそ円を描くようにクラブをグルグル回してもらいます。どうですか? いつまでもクラブが同じところを回り続けるでしょう?
<幡野> 確かに動きが安定しています。
<三觜> 実際、初めてクラブを持った人でも、この動きをやりながらクラブが地面に届くように前傾すれば、ナイスショットが生まれます。
<幡野> ゴルフってそんなに簡単なものなんですか?
<三觜> 「どうやってボールを打つか」を考えるとゴルフは難しくなる。しかし、クラブが動きたいように動かしてあげれば、誰でもナイスショットが打てるんですよ。
三觜喜一が教えるポイント
クラブに円運動をさせるときは、「円を描くように回す」というよりは、身体の中心に向かってクラブを引き続けることが大事。そうすれば、どんなに速く回してもクラブは元の位置に戻ってくるし、軌道も安定する。
コミック/写真/動画で学べる
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【レッスンプロ/出演者情報】
●三觜喜一
1974年神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。1999年よりジュニアを精力的に指導。独自のエクササイズやドリルが多くのゴルファーから共感を得ている。辻梨恵をはじめ多くのツアープロも指導。2014年、日本プロゴルフ協会ティーチングプロアワード功労賞受賞。
●幡野夏生
1997年神奈川県生まれ。11歳からゴルフを始める。2015年9月よりKLPGA(韓国女子ゴルフ協会)でプロデビュー。日本人初の韓国ツアープロとして注目を集める。19年は国内レギュラーツアーの富士通レディースで5位に入るなど健闘。現在、国内ツアーのプロテスト合格を目指して奮闘中。
公開日:2020.07.27