スウィングの原理原則を知ることでゴルフは飛躍的に上達する
アナタはストロング派?それともウィーク派?ほとんどのゴルファーが知らないグリップとスウィングの相性を教えます!スクェア、ストロング、ウィーク。この3つの握り方で弾道が変わることを知っている人は多いが、それぞれに合うスウィングの形があることを知らない人も。今回は、グリップとスウィングの関係について詳しく説明しよう。
ストロングとウィークの違い❶
●「フェースの開き」ストロンググリップはフェースが開きにくいからフェースコントロールがしやすい
ウィークに握るとフェースが返りにくい
ストロンググリップの特徴は、テークバックでコックをしやすくフェースが開きにくいという点です。だから、インパクトでのフェースの開きも抑えられ、ボールのつかまりも良くなります。
一方、ウィークグリップは、フェースが開きやすく、インパクトでスクェアに戻すためには力が必要になります。しかも最近は、重心距離が長めのクラブが増えたので、ウィークでフェースを返すことが難しくなってきました。
フックやチーピンなどを恐れる男子プロの中にはウィーク派も多いのですが、アベレージゴルファーにはストロングのほうが無難といえるでしょう。
重心距離が長い今時のドライバーヘッド。非力な人はウィークで握るとヘッドが返らない。
●フェースが開きにくいストロンググリップ
構えたとき、正面から見て握りこぶしが3つ見えるストロンググリップ。コックが入りやすくフェースが開きにくいのが特徴で、その分フェースコントロールもしやすい。また、球がつかまりやすいので飛距離も出やすい。スライスで悩んでいる人や飛距離を伸ばしたい一般アマチュアゴルファーにオススメ。今時の女子プロもほとんどがストロングで握っている
●握る形によって右手の影響力が変わってくる
右手と左手の絡み方に関してはインターロッキング、オーバーラッピング、テンフィンガーの3種類があります。これに関しては、自分の好きな形で握って大丈夫です。ただ、その形によって、右手の影響力が変わってくるということだけは頭に入れておきましょう。
●フェースが開きやすいウィークグリップ
構えたとき、正面から見て握りこぶしが1つしか見えないウィークグリップ。テークバックでフェースが開きやすい分、インパクトでもフェースが戻りにくく、球のつかまりもあまりよくない。特に最近は、ヘッドの大型化にともない重心距離が長くなっているので、ウィークで握って飛距離を出すためにはそれなりのパワーが必要。パワーヒッター向きのグリップ。
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公開日:2021.10.28