SPORTS LAB
- スポーツを通じて美しくそして健康に -

絶対にダフらないアプローチの究極のコツとは!?

Text:佐久間馨

アプローチの究極のコツ

アプローチの悩みは何ですか? こういう質問をすると、ほぼ100%の人が「ダフリ・トップ」と答えます。

アプローチのダフリとトップは、基本的に同じ原因から生まれるミスです。ボールの手前の地面にヘッドが刺さるのがダフリ。ダフリを防ごうとして、クラブヘッドを接地させることを怖がると、今度はトップが出ます。つまり、ダフリもトップも原因の根っこは同じなのです。だから、ダフリが出ない打ち方を覚えれば、必然的にトップも出なくなります。

では、ダフリが出ない打ち方は、どうするとよいのでしょうか。その前に質問があります。飛行機はまれに墜落することがあります。すべての墜落事故に共通している原因はなんでしょう?

答えは「離陸するから」です。空中に飛び上がるから墜落する。空中に飛び上がらず、地上をぐるぐる滑走していれば、決して墜落することはありません。アプローチのダフリは墜落と同じです。バックスウィングで、クラブヘッドを空中に引き上げるから、ボールの手前に「ザクッ」とやってしまうのです。となると、ダフらないための答えも想像できるでしょう。

キーワードは「ロー&ロー」。クラブヘッドを空中に引き上げず、飛行機の滑走と同じように、地面を「低く、低く」動かしていれば「ザクッ」とやることはありません。球の20〜30センチ手前にクラブヘッドを置いて、ズズズズとソールで地面を擦りながら球を払ってみてください。ダフらずに、球をコツンと前に弾き出してくれるはずです。誰がやっても、何度やっても同じ結果が出ます。ゴルフを始めたばかりの初心者がやっても、決してダフることはありません。このように、低く、低く、クラブヘッドを動かすことが、アプローチの究極のコツなのです。

【書誌情報】
『誰でもできるナイスショットの絶対法則』
著者:佐久間馨

ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。