見るべきは目の前の相手だけでOK?
1対1をするとき目の前の相手だけを見ておけばいいのでしょうか?
「目の前の相手に集中するから周りのことは考えなくていい!」と思いがちですが、その考えはとてももったいないことです。
味方や周りを上手く活用、つまりオトリに使えば相手を抜くことだって簡単です。
例えば、味方が横にいたとして、その味方のことを気にしながらプレーをしたら相手はどう思うでしょうか。
ドリブル突破だけでなくパスの選択肢も生まれるので、意識が散らばることになるでしょう。
もし、目線や体の向きを使って横にいる味方へパスをするような仕草を見せれば、相手はそこをケアするため、逆方向を抜くことは簡単になります。
『サッカーレベルアップ ジュニアが絶対上達するプロのテクニック』で紹介しているようなドリブルスキルを使わずにかわすことができるのです。
周りを見ながら意識を持つだけで余裕を持ってドリブルができます。
この状況を普段の練習からイメージすることで、駆け引き上手な選手になれるのです。
出典:『サッカーレベルアップ ジュニアが絶対上達するプロのテクニック』監修/石関聖
『サッカーレベルアップ ジュニアが絶対上達するプロのテクニック』
監修:石関聖
サッカーの基本的なテクニックをわかりやすく解説した実用書。ジュニア、ジュニアユース世代をターゲットに、上達するための考え方や具体的なテクニック、基本スキルから1対1のドリブルのポイント、1人で出来るボールテクニックを上達させるための練習法など、手軽に実践できるレベルアップ方を解説します。元プロサッカー選手であり、監督経験もある監修者による実演シーンを、段階写真でわかりやすく、習得しやすいテクニックが満載です。要所にQRコードを掲載しており、監修者がYouTubeでテクニックを披露している動画も併せて確認できます。
公開日:2021.10.21