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通勤時の過敏性腸症候群(ゴロゴロおなか)の原因とは!?【ストレスの話】

Text:ゆうき ゆう

ストレスが引き起こす過敏性腸症候群

通勤途中や大事な会議の前などに突然腹痛に襲われて困ることはありませんか。小腸や大腸に特に異常が見当たらないにもかかわらず、こうした症状が長期間にわたって繰り返される場合、その原因はメンタルにあるかもしれません。

身体的または精神的なストレスや緊張は腸の運動に影響を及ぼし、おなかの不調を引き起こすことがあります。これが「過敏性腸症候群(IBS)」です。IBSは、慢性的な下痢や腹痛により1日に何度も便通がある「下痢型」、慢性的な便秘で
排便時に苦痛が生じやすい「便秘型」、下痢と便秘を繰り返す「交替型」の3タイプに分けられます。日本人の約1割が罹患(りかん)していると推計され、男性には下痢型、女性には便秘型が多いといわれます。かかりやすい人の特徴として、真面目な人や内向的な性格の人、大きな責任を負う働き盛りの世代のほか、20代の若い女性にも見られます。

IBSにかかると、頻繁な便意や腹部の不快感により仕事や勉強に集中できず、QOL(生活の質)が大きく損なわれます。トイレの不安がさらなるストレスとなり、緊張する場面に臨むたびに症状が繰り返される悪循環に陥ってしまうことも。

治療法としては不安や緊張を抑える薬や腸の運動を安定させる薬、心理療法が有効です。暴飲暴食や不規則な生活を改め、身体的ストレスをやわらげることも症状改善のためには不可欠です。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』
著:ゆうき ゆう

「ストレス社会」といわれている現在、
科学や技術の発達で快適になっていく日々の生活とはうらはらに、
ストレスからくる心身の不調に多くの人が悩まされています。
ストレスの原因は仕事や学校、家庭、SNSなど人によってさまざま。
特に最近では、新型コロナウイルスの影響で
これまでの生活様式が大きく変化し、何かと行動も制限されました。
それにより、たまったストレスをうまく発散できずに常にイライラしたり、
不安感がいつまでたってもぬぐえずあまり眠れなくなったり…
また、ストレスは自律神経を乱す原因になるため、
放置すると免疫力も下がり、体の不調を招くことになります。
近年20~30代に多く見られる「過敏性腸症候群」はそのひとつで、
病院に行って検査をしても異常がみつからないのに、
日々便秘や下痢などの腹痛に悩まされる病気です。
早いうちに対処しなければ、
毎日腹痛におびえながら生活しなければならないという
新たなストレスが加わって悪循環に。
本書では、そんな諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説。
そもそも自律神経が乱れるまでストレスをため込まない男女別の考え方と、
たまってしまったらすぐに自宅で解消できる方法を、
メンタルマネジメントや栄養、運動など実用的な内容で紹介しています。

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