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「高野豆腐」は内臓脂肪を燃焼する最強の食材?積極的に摂取すべき理由とは?【図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術】

Text:土田 隆

「高たんぱく質+高栄養価」の優れもの

肥満治療に30年以上とり組んできた医師として、「高野豆腐こそ最強の高たんぱく質食品」という結論に達しました。そこで豊富なたんぱく質を簡単かつ効率的、しかもおいしくとれる「高野豆腐」について、解説していきたいと思います。

高野豆腐は「凍こおり豆腐」や「凍しみ豆腐」とも呼ばれ、古くから親しまれてきた日本の伝統的な食品。大豆からつくられる豆腐を凍らせ、さらに熟成と乾燥を経ることで、良質な植物性たんぱく質や脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養成分が凝縮し、ふつうの豆腐よりも栄養価が高くなります。

なかでも特筆すべきは、高野豆腐に含まれる成分の約50%が植物性たんぱく質ということ。含有量は木綿豆腐と比べて約7倍にもなり、たった1枚(約8・2g含有)で、240mlの牛乳と同量のたんぱく質を摂取できるのです。

ほかにも、「水分で膨らむので満腹感が得られ、食事量を自然と減らせる」「100gあたりの糖質量が白米の約1/20」「味にクセがなく、どんな料理にも合わせやすい」など、高野豆腐は内臓脂肪を減らすための食品として見逃せない特徴やメリットが多い、スーパーフードなのです。

出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆

「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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