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激しい運動は筋肉が落ちる原因になる!?ダイエットに効果的な運動の仕方とは?【図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術】

Text:土田 隆

息が切れるような運動ではなく軽い負荷で

激しい運動をしなければ筋肉が増えないと思い込んでいる人もいますが、実は筋肉量を増やすには軽めの運動が適しています。というのは、日常的に運動をしていない人が急にハードな運動をすると、かえって筋肉を減らしてしまうことがあるからです。

 運動時のエネルギーは「糖質→脂質→たんぱく質」の順に消費されていきます。ただ、激しい運動で糖質や脂質を使い切ってしまうと、筋肉を構成するたんぱく質まで分解して使うことになり、結果として筋肉を減らしてしまいます。「筋肉量の減少→基礎代謝量の低下→内臓脂肪が減りにくくなる」といった最悪の連鎖を生まないためにも、適度な負荷の運動を心がけてください。

ほかにも、度を越したきつい運動は以下のようなリスクを伴います。
● 免疫力の低下を招いたり、夏場は熱中症の危険性を高める
● 腰や関節に負荷がかかり、急性・慢性的な痛みが生じる可能性がある
● 血圧の上昇によって血管に負荷がかかり、血栓が生じたり、心臓病や脳血管疾患といった重大な疾患を招くリスクが高まる

いずれも無理をしないことが第一。体がオーバーワークにならないよう、各自の体力に合った運動負荷の調節が大切です。

出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆

「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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