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サンドウェッジの飛距離を知っておこう!【タケ小山のゴルフ超上達ノート】

Text:タケ小山

ショートゲームが上手くいかずにスコアをまとめられないアマチュアは多いと思いますが、私に言わせればそんなの当たり前の話。なぜなら練習していないんですもん。練習場でドライバーをガンガン打ち込むのはおかしいという話です。もっともこれはアマチュアだけでなく、プロにも同じことが言えます。スコアを作るのはショートゲームなので、そこを重点的に練習しないとあなたのゴルフに明日はありません。私の場合、ドライバーの練習は5発だけ。球数のほとんどをショートゲームに費やしているわけです。そうしないと試合でスコアを作れませんからね。というわけで、スコアを縮めたいと思っている読者はショートゲームの練習に励んでいただきたいのですが、どのようにやればいいのかというと、自分の飛距離を把握することから始めるといいでしょう。

パターを除いた一番短いクラブ、たとえばそれが56度のサンドウェッジだとすれば、そのクラブで普通に打ったとき何ヤード飛ぶかを知っておかなければならない、ということです。サンドウェッジは100%の力では打ちませんから、自分のナチュラルなスイングで打って、その飛距離が何ヤードなのかというデータを持つということですね。それが60ヤードなら60ヤードでいいんです。「飛ばないからもっと飛距離を伸ばしたい」なんて考える必要はまったくありません。当たり前のことのようですが、これができているアマチュアが意外に少なくて、80ヤード飛ぶと思っていても、実際には60ヤードしか飛んでいないということがありがちなんですよ。だから練習場で打ち込んで、サンドウェッジの距離を一定にする。そしてその飛距離を正確に把握する。すべてはここからなんです。それが60ヤードなら半分の30ヤードはこれぐらい、45ヤードはこれぐらい、というように距離感を作っていきます。

そのためにも基準となるサンドウェッジの距離をまず作ってください。練習場でウェッジをよく打つんだけれど、50ヤードとか、フルスイングではない距離ばかりやっています、というのも実はダメです。加減しないと50ヤードって打てませんから、それだけやっていると絶対的な距離感というのは養われないんです。サンドウェッジを力を加減しないスイングで打って何ヤードの地点にボールが集まるか。これは必ず知っておいてください。いいですか。キャディバッグの14本のうち、パターを除いて最もやさしいクラブはサンドウェッジなんです。なぜなら一番短いし、手とボールの距離も短い。ということは、このクラブが当たらなかったらドライバーなんて到底当たりませんよ、ってことなんです。サンドウェッジの練習は地味で面白くないかもしれないけれど、やらなければ絶対に進歩はありません。

【書誌情報】
『タケ小山のゴルフ超上達ノート 誰も言わない実戦的スコアアップ術』
著者:タケ小山

ゴルフスイングの習得に熱心になるあまり、スコアが二の次になっているアマチュア・ゴルファーが多い昨今。「残念ですが、こういう“スイング道”信者はスコアは作れない」と著者は言う。では、肝心のスコアメークの方法は? 本書では、ショット、アプローチ、パッティング、マネジメント、スコアアップの5項目でその方法を解説。2019年の新ゴルフルールの活用法など、具体例を上げて、わかりやすく紹介している。タケ小山流スコアの作り方が満載の1冊!