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たんぱく質を摂ると脂肪が燃焼しやすくなる!【たんぱく質の話】

Text:藤田聡

たんぱく質はDITの割合が高い

食事を摂ってしばらくすると、体がポカポカと温かくなるのを感じることはないでしょうか。これは、食事から接収した栄養素が、体内で分解される際に熱となって消費されることによるもの。体内で起こるこうした反応を「食事誘発性熱生産(Diet Induced Thermogenesis)」といい、英語の頭文字を取って「DIT」とも呼ばれます。

DITにより消費されるエネルギー量は、1食の摂取エネルギーの約10%といわれます。その割合は栄養素ごとに異なり、たんぱく質は摂取したエネルギーの約30%ものエネルギーがDITによって消費されます。

糖質は約6%、脂質は約4%ですから、たんぱく質摂取後の消費エネルギーがずば抜けて大きいことがわかります。つまり、たんぱく質は摂った分だけ脂肪も燃焼しやすく、痩せやすいというわけです。

また、DITは筋肉が多いほど高くなることがわかっています。筋肉の量は基礎代謝にも比例しますから、筋肉をつけるほど、ますますエネルギー代謝のよい体になれるのです。さらに食べ物をよく噛んで食べることも、DITを高めるコツのひとつ。良質なたんぱく質のかたまりである赤身の肉は、しっかりと噛んで食べるのに最適な食材です。

このような観点からも、DITについて知っておくことは重要であり、また、たんぱく質の摂取がダイエットの効率アップに役に立つと言えるのです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話』
著:藤田聡

シリーズ累計発行部数130万部突破! ダイエット・健康で超大切な『たんぱく質』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!昨今ダイエット業界でも注目を集める『たんぱく質』。せっかく痩せてもリバウンドしてしまう原因は、筋力の低下によるものが多く、その筋力を向上、維持するために欠かせないのがたんぱく質になります。「どんなものに入ってるの?」「リバウンドしないために1日に必要な量は?」「動物性と植物性の効果の違いはある?」など、たんぱく質の疑問を全て解決します。ダイエットのため、家族の健康のため、ぜひ読んで頂きたい一冊です。