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キツい運動は必要なし!食後たった数分の散歩で痩せやすくなる理由とは?【炭水化物の話】

Text:山田 悟

食事療法こそ最も安全で効果的な減量法

運動することで筋肉への血流が増えると、ブドウ糖が細胞の中に取り込まれやすく、インスリンの効果が高まり、急性の反応として血糖値は低下します。とはいえ、ジムに通って本格的なトレーニングをする必要も、急に運動をはじめなきゃと焦る必要もありません。運動の習慣を付けることよりも、日々の食事を見直すことのほうがはじめやすく、効果も出やすいからです。

食習慣の改善が出てきて、運動もしたいと思ったら、まず食後に15分、散歩することからはじめてみましょう。外食の帰りに15分散歩しながら帰るというのもOKです。ただし、何をどれくらいやればよいかにこだわるのはよろしくありません。「何やってもよい、いつやってもよい、やればやるほどよい、ケガしない限り」の精神で捉えてください。

毎日少しの時間でもいいので継続することが大切。運動を週に1〜2回しかしない人でも、何もしていない人よりは死亡リスクが低くなっているというエビデンスがあります。心臓病やがんによる死亡率も軽減します。最初は週1回からはじめ、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう。理想的でなくても長く続ける、これが重要です。散歩などの有酸素運動だけでも十分ですが、筋トレを組み合わせると効果はより高まります。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
著:山田悟

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
著:山田 悟

昨今、健康法やダイエット法として“糖質制限”が浸透し定番となっていますが、一度やってみたものの挫折してしまう人も多く「一生続けるのは現実的じゃない…」「やっぱり主食を食べたい」という声も少なくありません。
 本書では『炭水化物』をテーマに、ガマンせずに食べながら痩せる方法や生活習慣病の予防に役立つ知識を、糖尿病専門医でもある著者が図解でわかりやすく解説します。
 すべてのカギは『血糖値』。血糖値と聞くと、糖尿病など生活習慣病の人だけが気にするべき数値のようなイメージがあるかもしれませんが、健康診断の数値にあらわれない『食後高血糖』は成人の2人に1人に起きているといわれており、誰もが他人事ではない数値です。
 炭水化物を食べながらでも血糖値を上げない食事法を具体的に紹介し、「GI値の低い食品って太りにくいの?」「外食のときはどうすればいい?」「食べ過ぎてしまったら翌日は食事を抜くべき?」といったギモンにも医学的に回答。さらに「白米よりチャーハンのほうが太らない」「油はたくさん摂ってOK」「朝のフルーツはNG」など、今までの固定概念を覆す新常識も。
 最先端の研究にもとづいた食事法で、炭水化物や糖質を「食べられない」ではなく「どう工夫して食べるか」がわかる、楽しく一生続けられるメソッドが満載の一冊です。

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