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きっかけは小さくても大きな痛みに!ストレスと腰痛の意外な関係とは!?【原因不明の腰痛は自律神経が9割】

Text:小林弘幸

ストレスと腰痛の意外な関係

●きっかけは小さくても大きな痛みに
 99%の人間は大小さまざまな心配事を抱えています。無いと断言する人もいるかもしれませんが、日常で起こる嫌なことや悲しいことも同じストレスです。自律神経が整っている人は、そうした心配事があってもシーソーのようにバランスを取ってコントロールします。

しかし、心配が長引いたり、極度にストレスがかかると自律神経が乱れ、血管をはじめとする内臓器官に悪影響が出てきます。結果、交感神経が優位な状態が続いて腰痛が発症します。もし心配事を抱えているのであれば、まずは解決することが一番の治療方法です。

さて、この心因性腰痛の難しいところは「原因不明の腰痛を気にし続けることが、長引く原因になっている」ということでしょう。痛みについて考えるほどに不安になって交感神経が優位になり、夜眠れなくなったり朝起きるのが難しくなります。もし、心配事やストレスがすぐには解決できないことならば、夜は寝る前に読書をしてみるなど、強制的に何かに没頭できる行動を組みこんでみましょう。無心で好きなことをできる癖がつけば、一瞬だけでも腰痛のことを考えない習慣がつきます。その結果、意識が痛みではなく楽しいことや新しいことに向けられるため、副交感神経が優位に。いつのまにか腰痛の存在を忘れてしまっているかもしれません。まずは一日中、腰のことを考える生活をやめてみることから始めてみましょう。

ストレスは自然に解消されるものではない


腰痛はそろそろストレスがキツイという脳からのアラート

●腰痛は脳が自律神経に発するSOS
心因性腰痛は、ストレスの黄色信号(赤信号の場合もあり)です。自分では知らず知らずのうちに溜めたストレスが痛みという形で発信されています。しかも、ストレスが溜まると何度でも腰痛やその他の症状が現れ続けます。痛みを我慢したり、後回しにしないで、アラートだと受け止め改善していきましょう。


【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。

病院で検査してもわからない……。原因不明の腰痛を“自律神経”から改善する一冊。国内でおよそ3000万人が悩んでいるとも言われている『腰痛』。
腰痛の原因はぎっくり腰やヘルニアなど様々ですが、実はその80%以上が原因不明と言われています。コロナ禍でカラダを動かすことが少なくなったため、「座りっぱなしだったから」「運動不足だから」と腰痛の原因を運動不足や筋肉疲労によるものだと思い込み、原因を突き止めようと病院を受診しても、結果は『異常なし』。よくわからないまま筋弛緩剤や炎症を抑える薬だけ飲むも、なかなかよくならない、という人が多くいます。また、腰痛は気になるがゆえにインターネットで検索すると、ガンや膵炎などの症状と一致することもあり、長く続くと不安に煽られて毎日楽しく生活することができなくなってしまうことも。そんな長引く謎の腰痛ですが、それはストレスと自律神経の乱れから来る現代病『心因性腰痛』かもしれません。本書では、そんな原因不明の腰痛を持つ人に向けて、自律神経の名医が腰痛の原因になっている自律神経を整えて痛みを取る『心因性腰痛』の改善法を紹介します。リラックスするための入浴法から腸がよみがえる食事法、心を軽くするために必要な考え方、生活習慣など、誰でもすぐに実践できる心因性腰痛の改善法を掲載します。しつこい痛みで、マッサージ・整体・針など、どんなに骨や筋肉への治療を試しても良くならない腰痛をお持ちの方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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