腰痛のない人は人間関係の断捨離上手
●物と同じく人にも断捨離が大事
人との繋がりのせいでモヤモヤしてしまうのは誰にでも起きること。ただ、ストレスレベルが高くなってしまうと、自律神経の乱れを引き起こし、やる気がなくなり、体の不調を生じます。でも、人間関係のストレスは考え方ひとつで変化させることができます。例えば、会社の上司から頼まれた仕事。頼られているからと安請け合いしていませんか?仕事に多少のストレスを抱えますし、残業したらメンタルにダメージを蓄積するので、断ることも大切。断ることで一時的なストレスは抱えますが、長期的に見れば、働きやすい職場環境を作ることにも繋がります。
プライベートな付き合いも同じ。高圧的な人や自分勝手な人。あなたのことを利用してやろうと思っている人や、言葉だけで付き合う人。そういった正しくない人間関係や対等でない繋がりは、長期的に見ると人生に悪い影響を与えます。今ある人との繋がりでストレスを抱えているものはないか、定期的に自分の交友関係を振り返るのは大事。
もし、この本を読んでパッと「あの人」がそうかも! と頭に浮かんだ人がいたら、そこから段々と距離を置き、スパッと連絡を断ちましょう。また、新たに付き合う人を見つけるときも「本当にストレスなく付き合える」「一緒にいると楽しい」といった視点で、良し悪しを見極めることが重要です。
優れた人ほど人間関係の断捨離を行っている
人との出会いは大切ですが、その繋がりには限りがあります。人間関係がストレスの原因になっている場合は、本当に必要な付き合いなのか考えてみましょう。
●ストレスなく断捨離を実施するコツ
断捨離といっても、今日からパッと友達やめます!と宣言するわけにもいきませんよね。そこで4つの正しい断捨離方法をご紹介します。
【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊
執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。
病院で検査してもわからない……。原因不明の腰痛を“自律神経”から改善する一冊。国内でおよそ3000万人が悩んでいるとも言われている『腰痛』。
腰痛の原因はぎっくり腰やヘルニアなど様々ですが、実はその80%以上が原因不明と言われています。コロナ禍でカラダを動かすことが少なくなったため、「座りっぱなしだったから」「運動不足だから」と腰痛の原因を運動不足や筋肉疲労によるものだと思い込み、原因を突き止めようと病院を受診しても、結果は『異常なし』。よくわからないまま筋弛緩剤や炎症を抑える薬だけ飲むも、なかなかよくならない、という人が多くいます。また、腰痛は気になるがゆえにインターネットで検索すると、ガンや膵炎などの症状と一致することもあり、長く続くと不安に煽られて毎日楽しく生活することができなくなってしまうことも。そんな長引く謎の腰痛ですが、それはストレスと自律神経の乱れから来る現代病『心因性腰痛』かもしれません。本書では、そんな原因不明の腰痛を持つ人に向けて、自律神経の名医が腰痛の原因になっている自律神経を整えて痛みを取る『心因性腰痛』の改善法を紹介します。リラックスするための入浴法から腸がよみがえる食事法、心を軽くするために必要な考え方、生活習慣など、誰でもすぐに実践できる心因性腰痛の改善法を掲載します。しつこい痛みで、マッサージ・整体・針など、どんなに骨や筋肉への治療を試しても良くならない腰痛をお持ちの方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2022.03.29