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即効で自律神経が整う「1:2」の呼吸法とは!?【自律神経の話】

Text:小林弘幸

深い呼吸と上向きの姿勢を意識

私たちが普段何気なく行っている「呼吸」も、実は自律神経に大きな影響を及ぼしています。人はストレスを感じると交感神経が高まり、無意識のうちに呼吸が浅くなります。一方で、深くゆっくりとした呼吸には副交感神経の働きを高める効果があります。

血管が広がって血圧が下がり、全身の血流が改善され、心身がリラックスした状態になります。つまり自律神経を整えるには、深い呼吸を意識することが大切なのです。

そこで日頃から実践したいのが、吸うときは「1」、吐くときは「2」の割合で呼吸する「1:2」の呼吸法です。3~4秒かけて鼻から息を吸い込み、6~8秒かけて口からスーッと吐き出します。

我々の実験結果ではこれを1日1回、3分間行うことで自律神経の調子が徐々に整ってくる事がわかりました。焦りやプレッシャー、イライラを感じるときにもこの呼吸法を行えば、すぐに呼吸が深くなりリラックスできます。

深い呼吸を行うには姿勢も重要です。猫背や前かがみの姿勢では気道が狭まり、呼吸が浅くなる原因に。長時間のデスクワークやスマホの操作でも同様です。

呼吸を深くするためにも日頃から背筋を伸ばし、上を向くよう意識することが大切。忙しくても休憩時には窓を開け、空を見ながら深呼吸したり、短時間でも外に出て背筋を伸ばして歩いたりと、自律神経を整えるよう努めましょう。

 

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
著:小林弘幸

シリーズ累計発行部数130万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。