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自律神経が整う入浴法とは?【自律神経の話】

Text:小林弘幸

39~40度のお風呂に15分間がベスト

自律神経を整えるには夜の過ごし方がとても大切になります。その中でも重要な要素の一つである「入浴」について、詳しく解説しましょう。

理想的な入浴の基本は15分間、39~40度の温めのお湯にゆっくり浸かること。さらに15分のうち、始めの5分間は首まで、後の10分間はみぞおちのあたりまで浸かることが、自律神経にとって最も有効な入浴法であることがわかっています。血行促進に最適な38.5~39度の深部体温に上げられるため、副交感神経の働きが高まり、ぐっすりと眠れるようになるのです。

逆に体に悪影響を与えてしまうのが42度以上の熱いお風呂に入ること。熱いお湯は交感神経を急激に高め、血管を収縮させてしまいます。血圧が急上昇し、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気を引き起こすおそれがあります。

熱いお湯は、心身を興奮させるスイッチが入り、睡眠の質も低下させてしまいます。また、たとえ適温のお湯であっても、あまり長風呂をすると脱水状態に陥ってしまうため、やはり注意が必要です。

入浴をシャワーだけで済ませる人も少なくないでしょう。シャワー入浴は体の深部体温を下げ、副交感神経の働きを低下させてしまうので夜はおすすめできません。夏であっても39~40度のお風呂に15分間ゆったりと浸かりましょう。入浴を意識することで、翌日のパフォーマンスに大きな影響を与えてくれるのです。

 

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
著:小林弘幸

シリーズ累計発行部数130万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。