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スピーチやプレゼンなどで緊張を和らげるコツとは!?【自律神経の話】

Text:小林弘幸

自分なりのルーティンを決めておく

試合中のアスリートが、サーブを打つ前やキックを蹴る前などに、決まった動作や手順を行っている姿を見ることがあります。これらは自律神経を整えるためのルーティンです。

普段の練習からルーティンを繰り返すことで、プレッシャーや雑念に捕らわれず、平常心でプレイできるのです。アスリートでない一般人にも、心を整えるルーティンは役立ちます。

ストレスのかかる場面に遭遇し、心が乱れそうなとき、平常心を取り戻したいときにはルーティンを実践し、自律神経を整えましょう。

深呼吸は心を落ち着かせる有効な手段のひとつですが、「深呼吸しなければ」と思い詰めることが、かえってストレスになる場合もあります。そんなときは、その場にまったく関係のないことに集中するとよいでしょう。

例えば緊張するプレゼン前の待ち時間には、部屋にある時計を探し、そのデザインや文字盤をじっくりと眺めます。「時計を見る」という動作に集中し、自律神経を乱す原因から一旦心を離すことで心拍数や呼吸を落ち着かせ、自律神経を安定させるのです。

これでうまくいけば、その後も「時計を見る」というルーティンを繰り返すことで、大事なプレゼンや会議に落ち着いて臨めるようになるはずです。

このように、あらかじめ自分が落ち着けるルーティンを決め、自律神経が乱れそうになったらいつでも実践できるよう準備しておくことをおすすめします。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
著:小林弘幸

シリーズ累計発行部数130万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。