賢い子は1歳までの眠りで決まる

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赤ちゃんが「おなかがすいている」時に以外に無く理由とは?【賢い子は1歳までの眠りで決まる】

①神経学的発達が起こっています

このころの赤ちゃんは、脳で起こる出来事が刺激になって泣くこともあります。わたしたちはニューロン(神経細胞)を多めに持って生まれますが、成長するにしたがい、あまり使わない余分なニューロンや、ニューロンどうしのあいだで情報を伝える神経経路が次第にとり除かれていきます。

これは「刈り込み」と呼ばれますが、この大仕事がこの時期の赤ちゃんの脳のなかで盛んに行われるのです。刈り込みを行うことで、脳はより効率的に働き、重要なことに集中できるようになり、同時に、覚醒リズムのメカニズムがあらわれるのを手助けしてもくれます。このメカニズムのおかげで、赤ちゃんはまわりの世界にもっと注意を向けられるようになるのです。

ところが、まだ原因はわかっていないのですが、こうした新しい状態に順応したり、移行したりするのは大変な仕事で、とても苦しい思いをする赤ちゃんもいるようです。新生児は、この大変な変化に立ちむかいたくても、ただ助けを求めて泣くことしかできません。そんな赤ちゃんにはなによりも休養が必要です。NAPSメソッドを使って、赤ちゃんがたっぷり休めるようにしてあげるのが重要といえるでしょう。

出典:『賢い子は1歳までの眠りで決まる』

【書誌情報】
『賢い子は1歳までの眠りで決まる』
ポリー・ムーア 著

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。

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