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どうすれば赤ちゃんが覚醒周期をのばす準備ができているかわかるの?【賢い子は1歳までの眠りで決まる】

90分以上起きていられるようになります

いつ赤ちゃんが90分以上起きていられるようになるかは明確に決まっていません。しかし、多くの赤ちゃんは、4か月を過ぎると起きている時間が90分から3時間( 90 分周期が2回分)、または4時間半(90分周期が3回分)になります。長く起きていられるようになる時期はまちまちですが、この変化がどう起こるかはだいたい予想がつきます。最初に長く起きていられるようになるのは、夕方から夜寝るまでの時間です。そして朝起きたあとの時間も長く起きていられるようになります。

普通、起きていられる時間は90分から10 分、さらに10分とだんだんのびていくと思うかもしれませんが、90分から倍の180分、270分というふうに突然長くなります。お気づきのように、90分周期の倍数でのびていくのです。では覚醒周期をのばす準備ができているか、どうすればわかるのでしょうか。赤ちゃんも体内時計にコントロールされているため、これまで説明してきたように、赤ちゃんがだす眠りのサインにしたがってよく眠らせるだけ。自然にわかるようになるでしょう。朝長く起きていられるようになって、午前中の昼寝が短くなってきます。

たとえば、今朝6時30分に起きて8時から11時まで3時間、午前中の昼寝をしたとします。これがまもなく6時30分に起きて9時30分から11時まで1時間30 分、午前中の昼寝をするように変わるのです。午前中の昼寝がなくなったわけではありません。短くなっただけです。このあとはやはり90分の周期がつづき、夜寝る前は、今までより長く起きていることもあるでしょう。

この場合も、赤ちゃんを長く起こしておこうと考えないようにします。赤ちゃんのだす「眠る準備ができたよという眠りのサインに気をつけてください。なかには、ほぼ一夜にして、夕方か朝、または両方で起きていられる時間がのびる赤ちゃんもいますが、この変化に数日または数週間かかる赤ちゃんもいます。長く起きている日もあれば、それまでどおりの日もあり、この変化が終わって落ち着くまではがまんが必要です。しかし、赤ちゃんも親もまもなく新しいパターンに慣れることでしょう。はじめは親の休める時間が減ってしまい、大変に思うかもしれません。でも昼寝のことを心配せずにすごせる時間が長くなって、生活が楽しくなるはずです。

出典:『賢い子は1歳までの眠りで決まる』

【書誌情報】
『賢い子は1歳までの眠りで決まる』
ポリー・ムーア 著

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。

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