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日本の世界遺産登録は25件!持続可能な開発で世界遺産を守るには?【親子で学ぶSDGs】

Text:笹谷秀光

みんなで守りたい世界遺産とSDGs

世界で守るべき人類共通の遺産を「世界遺産」と呼びます。記念物や建造物群などを「文化遺産」、地形や地質、生態系、絶滅の可能性のある動植物の生息地などを「自然遺産」、これらの両方の価値をあわせ持っているものを「複合遺産」としています。

世界遺産はその国・地域の歴史や文化、生態系に触れられる宝物であり、学問の観点からも高い価値を持っています。観光資源として、地域を活性化する役割も担っています。しかし、紛争、災害、密猟などの理由から、危機にさらされることもあります。

アフガニスタンのバーミヤン渓谷にあった2体の大仏は、2001年に爆破されたのち、世界遺産として危機遺産に同時に登録されました。日本では2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」「北海道・北東北の縄文遺跡群」と、立て続けに自然遺産・文化遺産が登録され、日本の世界遺産は25件になりました。

国・地域の暮らしと発展を守りながら世界遺産を保護することは、「持続可能な開発」を考えることにもつながります。世界遺産を保全し次世代につないでいくことは、世界に与えられた重要なミッションです。

持続可能な開発で「世界遺産」を守ろう

世界遺産とは、文化的な価値のある建物や貴重な自然など、守るべき人類共通遺産のこと。カンボジアの「アンコール遺跡群」は、1992年に世界遺産、危機遺産の両方に登録されました。遺跡は内戦によって大きな被害を受けましたが、多くの国々の協力で修復され、2004年に危機遺産リストから外されました。

文化遺産…守り伝える価値のある記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など。例:アメリカ「自由の女神像」、インド「タージマハル」、日本「富士山」など

自然遺産…守り伝える価値のある地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地など。例:オーストラリア「グレート・バリア・リーフ」、エクアドル「ガラパゴス諸島」、日本「小笠原諸島」など

複合遺産…文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているもの。例:イギリス「セント・キルダ」、ペルー「マチュ・ピチュの歴史保護区」など

危機遺産…緊急に保護が必要とされる遺産。

日本の世界遺産は現在25件となりました。2021年7月、鹿児島県・沖縄県の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が世界自然遺産に登録され、アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコなどの絶滅危惧種や固有種が数多く住み、生き物の多様性を守るうえで重要な地域であると評価されました。地球の宝物をみんなで守り、持続可能な社会づくりについて考えていきましょう。

「親子で学ぶSDGs」はこんな方にオススメ!

・日本や世界で起こっていることに興味がある
・SDGs達成に向けた実際の取り組みが知りたい!
・自分自身が未来のためにできることはなにがあるのか?
・世界遺産にはどんなものが登録されているのか?

そう感じている方にはぜひ本書『親子で学ぶSDGs』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『親子で学ぶSDGs』著/笹谷秀光

【書誌情報】
『親子で学ぶSDGs』
笹谷 秀光 著

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