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人が生きるためには、信用が大切。儒教で道徳の大切な5つの判断要素とは?【論語】

子(し)曰(いわ)く、人(ひと)にして信(しん)なくば、其(そ)の可(か)なるを知(し)らず。大車(たいしゃ)輗(げい)なく、小車(しょうしゃ)軏(げつ)なくば、其(それ)何(なに)を以(もっ)て之(これ)を行(や)らん […]

政変は蛮勇・董卓の出番を用意する【図解 三国志】

三国志のはぐれモノが登場 愚昧な霊帝も、中平六年(189)、死の床に就く。やれ一安心かと思えば然さにあらず。何進と宦官の死を賭した攻防が顕わになるのだ。食肉業出身の何進は、妹が霊帝の長男辨を生んで皇后(何后)になったため […]

当時の七十歳といえば、現在では百歳に近い長寿!孔子が晩年になって、人生を振り返った大切な言葉とは?【論語】

子(し)曰(いわ)く、吾(われ)十有五(じゅうゆうご)にして学(がく)に志(こころざ)す。三十(さんじゅう)にして立(た)つ。四十(しじゅう)にして惑(まどわ)ず。五十(ごじゅう)にして天命(てんめい)を知(し)る。六十 […]

張飛が督郵を鞭打ち、劉備ら出奔【図解 三国志】

三国志の主役たちが続々登場 黄巾賊の鎮圧後、忘れられた憾みのあった劉備にも、ようやく冀州中山国安喜県の尉に任命の汰が下った。劉備は、関羽、張飛ほか二十名ほどの兵士を引き連れて安喜県に赴任する。このときの劉備の治世は、庶民 […]

敬う心を持てない人を友達にするな。過ちを犯したら弁解などしてはいけない、過ちの後が大切な理由とは?【論語】

子(し)曰(いわ)く、君子(くんし)は重(おも)からざれば即(すなわ)ち威(い)あらず。学(がく)も即(すなわ)ち固(かた)からず。忠信(ちゅうしん)を主(しゅ)とし、己(おのれ)に如(し)かざる者(もの)を友(とも)と […]

朝廷混迷が群雄台頭のお膳立て【図解 三国志】

群雄割拠の時代へ さしもの威勢を誇った黄巾賊ではあったが、首領の張角が病死し、張梁は皇甫嵩に討たれた。張宝も朱儁に押しまくられ、命惜しさの賊将の一人に刺殺された。こうして中平元年(184)二月に蜂起した「黄巾の乱」も、そ […]

1日の終わりに反省する謙虚な気持ちが大切、反省する三つのこととは?【論語】

曽子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)日(ひ)に三(みっ)つ吾(わ)が身(み)を省(かえり)みる。人(ひと)の為(ため)に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか、朋友(ほうゆう)と交(まじ)わりて信(しん)ならざるか。伝( […]

仇敵・曹操が颯爽と現れる【図解 三国志】

三国志の主役たちが続々登場 劉備、関羽、張飛の「桃園の誓い」は、のちに蜀漢を建国する命の一滴であった。といって、このときに誰がそれを知ろう。劉備未だ二十八歳、いま耳朶を響すのは、後漢を揺さぶる黄巾賊の軍鼓なのだ。 劉備ら […]

孔子が述べた『論語』に一貫している、人生の喜びとは?【論語】

子(し)曰(いわ)く、学(まな)びて時(とき)にこれを習(なら)う、説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)あり、遠方(えんぽう)より来(き)たる、亦(ま)た楽(たの)しからずや。人(ひと)知(し)らずして慍(うら)みず、亦 […]

劉備、関羽、張飛が登場!義兄弟の契りを結ぶ【図解 三国志】

三国志の主役たちが続々登場 立て札をじっと見つめていた一人の男。身の丈七尺五寸(中国の一尺は二三センチ)、肩まで垂れた両耳に両手が膝下まで届き、顔白く、紅をさしたような唇、まさに異体異貌の人であった。 姓は劉、名は備、字 […]

秦の始皇帝の時代に起こった、歴史上名高い「焚書坑儒」とは?【論語】

さらに四百〜五百年後、秦(しん)の始皇帝の時代になると、それまで受け入れられていた儒教(孔子を祖とする教学)が、今度は排斥されるようになるのです。 民間にある、医薬と農業以外のあらゆる書が焼き捨てられ、数百人の儒者を坑( […]

三国志のはじまり:「黄巾の乱」勃発 大慌ての朝廷は義兵を募る【図解 三国志】

三国志のはじまり 時は後漢末、冀州鉅鹿郡に住む、張角・張宝・張梁の三兄弟が不遇をかこっていた。長兄の張角は秀才(科挙の雅名)に落ち、鬱々として山に入り、薬草を摘んで口に糊する日々。そんなある日、手に藜杖を持った南華老仙と […]
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