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「プライド」とはちょっと違う?!「自尊感情」が低い人の特徴とは?【ゼロからわかるオンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学】

Text:ポーポー・ポロダクション

自尊感情は高いほうでしょうか?①【ゼロからわかるオンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学】

自分を大事にできない気持ち

「私なんて、たいして価値がない」と、自分のことを大切に考えられない、自尊感情が低い人が増えています。自尊感情とは自分には価値があると考える感情で、自尊心ともいわれます。「プライド」と同じように使われることもありますが、心理学でいう「自尊感情」は「プライド」とは少し異なります。

プライドは人から認められたい気持ちを内包し、傲慢や自慢のようなネガティブなイメージを含むことがありますが、自尊感情はネガティブなものとしては使いません。

日本人はこの自尊感情が低いことが知られています。日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象とした意識調査では「私は価値がある人間だと思う」という質問に対して、「そうだ」「まあそうだ」と答えた高校生は、アメリカと韓国では約83%、中国では約80%に対して、日本では約45 %でした。

自尊感情が低い人の特徴

自尊感情が低い人はマイナス思考に陥りがちです。「きっと、うまくいかない、失敗する」とものごとをわるく捉え、想像してしまう傾向があります。この思考の回路が自信をもてない原因のひとつでもあります。

また、困難に出会っても粘り強く努力して乗り越えることができず、簡単に諦めてしまう傾向があるのです。

「プライド」とはちょっと違う?!「自尊感情」が低い人の特徴とは?【ゼロからわかるオンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学】

【出典】『ゼロからわかるオンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学』
著者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
「人の心を動かせるような良質でおもしろいものを作ろう」をポリシーに、遊び心をこめたコンテンツを企画している。色彩心理と認知心理が専門で幅広く心理学全般を活用し、ビジネスやコミュニケーション展開を企画、提案している。著書に『色と性格の心理学』、『決定版 色彩心理図鑑』(ともに日本文芸社)などがある。


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