実践・週1夜断食
週1夜断食は、1週間を1サイクルとしています。後ほど詳しく説明をしますが、夜断食をする日を「不食日」、翌日からの4日間を「良食日」、残り2日間を「美食日」と呼び、それぞれの日に適した食事を摂るようにします。基本的に、いつを不食日にしてもかまいません。ご自身の生活スタイルやスケジュールに合わせて、取り組みやすい曜日を設定しましょう。ただし、今週は月曜日が不食日で、来週は木曜日を不食日に、ということではなく、この曜日を不食日と決めたらそこから1週間を1サイクルとして生活リズムを作っていきましょう。
僕が不食日におすすめしているのは、月曜日です。月曜日を不食日にすると、火〜金曜日が良食日、土日が美食日となります。美食日は好きなものを食べられる日なので、土日がお休みの方はこのサイクルにしておくことで、休日の食事を楽しめます。
何かと忙しい平日は、決められた枠の中で淡々と食べるものをセレクトするほうが、迷いが少なくてラクだというのも理由の一つ。それに、もし平日に「大福が食べたい!」という衝動が湧いてきても、「土曜日の美食日のご褒美として、楽しみにとっておこう」「休日だし、せっかくならこの間テレビで見た老舗和菓子店まで買いに行こう」などと、楽しみを増やしながら良食日を過ごすことができます。
お気づきのように、週1夜断食には食べるもののルールはありますが、何もかもがダメというわけではなく、美食日というお楽しみや息抜きの日がセットになっています。だからモチベーションを保ちやすく、それが続けやすさにもつながっています。
出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢
【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢
若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。
公開日:2023.09.02