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やせるために食べていたら逆効果!フルーツは劇的に太りやすい理由とは?【1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法】

Text:栗原毅

ダイエット中でもお酒を飲みたいなら工夫しよう!

ビタミン、ミネラルが豊富なフルーツは体によいことばかりと思われがちですが、フルーツにも「果糖」と呼ばれる糖分が多く含まれています。実はこの果糖、糖質の中でも特に体に吸収されやすく、脂肪の増加に直結する糖質なのです。

糖質は構造上、分子の数により単糖類、少糖類、多糖類に分類します。体に吸収されるのは最小単位の単糖まで分解した後なので、分子の数が多い多糖類の吸収速度が一番遅く、次に少糖類、はじめから最小単位の単糖類は最も速いことになります。フルーツに含まれる果糖は、まさにその単糖類に属します。ちなみに短時間で吸収されますが、血糖値はほとんど上がりません。なぜなら、血糖値はブドウ糖の血中濃度のことをいうので果糖とは関係ないからです。

しかし、果糖は肝臓内でブドウ糖に変換されるため、たとえ血糖値は上がらなくても糖尿病を進行させます。また、ほとんどが肝臓で代謝され、ダイレクトに中性脂肪に変わります。つまり、果糖のとり過ぎ=フルーツの食べ過ぎは、血糖値とは関係なく肥満や脂肪肝にも繋がるということです。

昨今、フルーツは品種改良が進み、昔よりもずっと甘くておいしくなりました。ただし、甘いということは、糖分がそれだけ含まれている証拠です。太らないためにも糖度の高いものはなるべく避けるようにし、フルーツは1日に1種類を少しだけ食べるくらいがちょうどよいでしょう。

出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』著/栗原毅

【書誌情報】
『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』
著:栗原毅

世の中には筋トレ法や痩せる食事術などもたくさんありますが、「なかなか長続きしない」「何をやっても痩せない…」という声も多くあります。それは、頑張って続けていてもすぐに結果が出ないものが多い、ということに加え、過度な食事制限によるストレスで一度爆発してしまうとそれ以降は元の食事に戻ってしまう、といった理由が挙げられます。そんな痩せたいけどなかなか結果がでない……という人に向けて40年以上脂肪肝などの内臓脂肪を研究してきた名医が考案した全く新しい『自動痩せプログラム』を紹介します。そもそも人間がなかなか痩せない最大の理由は『脂肪肝』にあります。人間が痩せるために必要な『代謝機能』を司るのが肝臓ですが、そこに脂肪がたっぷり付いた脂肪肝になると肝臓の機能は半減し、結果として糖などを脂肪として溜め込みやすい体になってしまいます。本書ではそんな脂肪肝をたった1週間で改善し、若い頃のような食べても太らない代謝機能をよみがえらせるすごい方法を紹介します。

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