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お酒に関する新常識!「お酒は太る」はウソ!【肝臓の話】

Text:栗原毅

太るのはお酒ではなく〝糖質〟のせい

ぽっこり出たお腹を「ビール腹」というように、「お酒を飲むと太る」というのは常識となっていました。ビール500ミリリットルのカロリーは約200キロカロリーあり、ご飯一膳分のカロリーに匹敵するので頷ける話です。

しかし、アルコールに含まれるエネルギーの多くは、熱量として放出されることがわかっており、体内に蓄積されにくいとも言われています。各国の研究によって、アルコール摂取量と肥満に関連性がないこともわかってきました。

それでは、なぜお酒をよく飲む人は太っているように思われるのでしょうか?実は、太らせているのはアルコールではなく、フルーツ系サワーなどの甘いお酒、一緒に食べるおつまみ、締めのラーメンなどに含まれる糖質の取り過ぎが原因なのです。

糖質は、体を動かすために必須のエネルギー源である中性脂肪に合成され、血中に放出されます。

しかし、消費されなかった中性脂肪は、内臓脂肪や皮下脂肪に蓄積されてしまうのです。

果糖やコーンシロップなどの甘味料が含まれたお酒を何杯も飲んだり、糖質たっぷりのおつまみを食べたりすることで、中性脂肪が大量に合成され、肥満の原因となるわけです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』
監修:栗原毅

新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっている昨今、問題視されている“酒量の増加”。運動不足な上に酒量が増加したことにより、太ってしまったり、々な健康数値に悪影響が出ている人も多くおり、その多くの人が『正しい飲み方』を知りません。本書ではそんなお酒を考える上でも最も大切な臓器である『肝臓』の働きから、必ず役立つ『最強の飲み方』まで、すぐに使える実用的な情報を幅広く紹介します。