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肩甲骨はがしの効果がアップさせるために骨密度を上げるべき理由とは?【肩甲骨はがし】

Text:藤縄 理

適度な負荷が骨を強くする

肩甲骨が柔軟に動く条件は、よい姿勢を保つことです。そのために必要なのは、「しなやかな筋肉」と「強い骨」。ここまで、筋肉を刺激する有用性を紹介してきましたが、正しい姿勢の土台づくりには、骨密度を上げて骨を強くすることも重要になってきます。

骨は常に新陳代謝を繰り返しており、古い骨を破骨細胞が壊し、骨芽細胞が同じ量の新しい骨を生成します。このサイクルを「骨代謝」といい、若い人だと3年程度でつくり替えられます。ところが骨の強度を示す骨密度は、男女ともに30〜40代をピークに減少。骨密度が下がると骨がもろくなり、折れやすくなってしまいます。

なかでも背骨の場合、痛みの程度が軽く、骨折に気づかないことがよくあります。治療が遅れ、曲がったままくっついてしまい、最終的に骨が変形。その結果、背中が丸まって前かがみの姿勢になり、肩甲骨の位置がズレてしまうのです。

骨は負荷がかかるほど、骨芽細胞の働きが活発になります。 運動はもちろん、散歩や階段の上り下りでも骨を刺激できますので、日常的に体を動かすことを意識しながら、骨を強化させる対策をとり入れましょう。

骨の強さは体全体に大きな影響を与える

出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』著/栗原毅

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし 』
著:藤縄理

コロナ禍による運動不足やテレワーク、日常的な家事や育児からくる疲れなどの影響で、体に不調を感じている方は多いのではないでしょうか。その不調は「ガチガチの肩甲骨」が原因かもしれません。猫背や巻き肩をはじめ、足を組んだり、頬杖をついたりすることがクセになっている方は要注意!悪い姿勢が身についてしまっていると、肩甲骨がずれ、そのまわりの筋肉が凝り固まってしまいます。そこから肩や首のコリ、背中や腰の痛みなどの不調につながり、頭痛やめまいを引き起こして体全身のトラブルに発展するのです。本書ではその不調の元凶である「ガチガチの肩甲骨」を解きほぐす、エクササイズをイラストと図解でわかりやすく紹介しています。そもそも肩甲骨とはいったいなんなのか、どこに位置しており、どのような役割を担っているのか専門家が丁寧に解説しているので、より意識を高めて取り組むことができます。健康寿命を伸ばし、正しい姿勢を崩さずに生活するための体幹や骨を強化するエクササイズや、肩甲骨はがしとセットで行うと効果がアップする症状別エクササイズも掲載。体の不調の改善も予防もできる未来への健康投資に最適な一冊です。

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