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座るときに脚組は危険?よく足を組む人は体が疲れやすい理由とは?【肩甲骨はがし】

Text:藤縄 理

日頃から姿勢への意識を高める

肩甲骨はがしをしても効果を感じない、すぐにコリや痛みがぶり返す……。こんなときは、姿勢が崩れていないか一度チェックしてみてください。知らず知らずのうちに悪い姿勢をとっているせいで、せっかく整えた肩甲骨がズレてしまっている可能性があります。

姿勢が悪くなる理由の1つに挙げられるのが、骨格のゆがみ。足を組んだり、頬杖をついたりすると、体のバランスが崩れて骨の位置がズレたりします。また、筋力が弱くなると姿勢を保持する力が足りず、背骨のゆがみを招いて前かがみの姿勢になりがち。

ほかにも、同じ姿勢で長時間のデスクワークやスマートフォンの操作といった無意識な行いが、正しい姿勢への意識を低下させているケースも見受けられます。姿勢の崩れは何気ない普段の動作や生活習慣から生じます。

エクササイズによって本来あるべき位置に肩甲骨を戻しても、不調の元凶である悪い姿勢を続けていれば元も子もありません。肩甲骨はがしの成果を持続させるためにも、よい姿勢を保つことは必須。左ページのチェックリストと日常を照らし合わせ、気をつけるべき点を確認しましょう。

座るときに脚組は危険?よく足を組む人は体が疲れやすい理由とは?【肩甲骨はがし】

出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし』著/藤縄理

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし 』
著:藤縄理

コロナ禍による運動不足やテレワーク、日常的な家事や育児からくる疲れなどの影響で、体に不調を感じている方は多いのではないでしょうか。その不調は「ガチガチの肩甲骨」が原因かもしれません。猫背や巻き肩をはじめ、足を組んだり、頬杖をついたりすることがクセになっている方は要注意!悪い姿勢が身についてしまっていると、肩甲骨がずれ、そのまわりの筋肉が凝り固まってしまいます。そこから肩や首のコリ、背中や腰の痛みなどの不調につながり、頭痛やめまいを引き起こして体全身のトラブルに発展するのです。本書ではその不調の元凶である「ガチガチの肩甲骨」を解きほぐす、エクササイズをイラストと図解でわかりやすく紹介しています。そもそも肩甲骨とはいったいなんなのか、どこに位置しており、どのような役割を担っているのか専門家が丁寧に解説しているので、より意識を高めて取り組むことができます。健康寿命を伸ばし、正しい姿勢を崩さずに生活するための体幹や骨を強化するエクササイズや、肩甲骨はがしとセットで行うと効果がアップする症状別エクササイズも掲載。体の不調の改善も予防もできる未来への健康投資に最適な一冊です。

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