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骨を鍛えて柔軟な肩甲骨とよい姿勢を維持する方法とは?【肩甲骨はがし】

Text:藤縄 理

骨密度を上げて丈夫な骨をつくる

肩甲骨まわりを整えて正しい姿勢を保つには、柔軟な筋肉に加えて「丈夫な骨」が必要です。いくら筋肉を鍛えても、骨組み自体がもろくては姿勢の維持さえままなりません。そこでこの章では、骨を強くするためのエクササイズや栄養について解説し、土台がしっかりした体づくりの提案をしたいと思います。

強い骨をつくるには運動による刺激で骨密度を上げるのが一番。骨密度とは、単位面積の骨量(骨の詰まり具合)を表す数値のこと。値が高いほど、骨の強度も増します。

また、骨密度は加齢によって低くなりますが、筋肉量と同様に何歳からでも向上させられるのが特徴です。本章のエクササイズは全身の骨に負荷をかけ、骨密度を高めるメニューとなっています。

もう1つ、骨の健康に重要なのが、栄養面でのケア。カルシウムをはじめ、カリウムやリンといった骨を構成するのに欠かせない栄養素をとるように心がけてください。この章の最後にカルシウム含有量の多い食品のほか、バランスのよい食事の目安なども紹介しています。日々の生活にとり入れ、いつまでも健やかな骨を守りましょう。

エクササイズの刺激と栄養素で骨の強度アップ【肩甲骨はがし】

出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし』著/藤縄理

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし 』
著:藤縄理

コロナ禍による運動不足やテレワーク、日常的な家事や育児からくる疲れなどの影響で、体に不調を感じている方は多いのではないでしょうか。その不調は「ガチガチの肩甲骨」が原因かもしれません。猫背や巻き肩をはじめ、足を組んだり、頬杖をついたりすることがクセになっている方は要注意!悪い姿勢が身についてしまっていると、肩甲骨がずれ、そのまわりの筋肉が凝り固まってしまいます。そこから肩や首のコリ、背中や腰の痛みなどの不調につながり、頭痛やめまいを引き起こして体全身のトラブルに発展するのです。本書ではその不調の元凶である「ガチガチの肩甲骨」を解きほぐす、エクササイズをイラストと図解でわかりやすく紹介しています。そもそも肩甲骨とはいったいなんなのか、どこに位置しており、どのような役割を担っているのか専門家が丁寧に解説しているので、より意識を高めて取り組むことができます。健康寿命を伸ばし、正しい姿勢を崩さずに生活するための体幹や骨を強化するエクササイズや、肩甲骨はがしとセットで行うと効果がアップする症状別エクササイズも掲載。体の不調の改善も予防もできる未来への健康投資に最適な一冊です。

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