ミスショットを激減させる右指先で握る感覚が身に付く「定規グリップ・ドリル」とは!?【グリップを直すだけでゴルフが変わる/松吉信】

定規グリップ・ドリル
グリップするときに最も気をつけるべきことは「右手は手のひらで握らないこと」です。手のひらで握ってしまうと手首がやわらかく使えず、ミスショットの原因になります。 右手のグリップは指先主体で握る必要があり、手のひらで握ったら100%上達しません。
そこで、右手を指先主体で握る感覚を覚えるために、定規グリップを行ってみましょう。
長さ30センチ、幅3センチ程度の定規を選び、それをゴルフのグリップと同じように握ってみましょう。握ってみるとわかりますが、右手のひらで握ることができません。
そうすると、自然と指先で挟むようにして握るようになるのです。その握り方が正解です(左手は、指先主体で握ってもいいですし、手のひらでもOKです。自分にとって居心地のいいほうで握るようにしましょう)。
定規でつくったこの握りのまま、クラブを持ってみてください。そのグリップでスイングするのは、初めはかなり違和感があり難しく感じるかもしれませんが、それでもくり返し続けることで右手を指先主体で握る感覚が馴染んできます。
定規の代わりにスマートフォンなどでも試すことができます。

【書誌情報】
『動画解説版 グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える:動画でわかる、見つかる自分のベストグリップ!』
著者:松吉 信
ゴルフは自分の手でボールを打つのではなく、クラブで打つスポーツ。手は自分の身体とクラブをつなぐ唯一の部位だが、大半のアマチュアゴルファーはクラブや身体の動きに気を取られ、手元の感覚を軽視しがちだ。 そのことでミスショットが増え、スコアアップができないでいる。つまり、自分にとって正しいグリップで握っていないから思うようなショットが打てないのだ。 正しいグリップでなければ、身体のに歪みが出て余計な力が入り、スイングは崩れ飛距離も出ない。クラブの握り方が悪いままでは、いくらスイングを直そうとしてもゴルフの上達は無理ということだ。ということはグリップがよければゴルフがうまくいく、と言っても過言ではない。 この本は、ゴルファー自身にとって最適なクラブの握り方を見つけるための考えや方法を一冊にまとめたもの。その方法や身に付けるための練習ドリルを、QRコード付動画を中心にわかりやすく紹介する。
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