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アルコールが免疫力を下げる本当の理由とは!?【免疫力の話】

Text:石原新菜

ストレス発散より体への負担の方が大きい

「酒は百薬の長」といわれるように、適量のアルコールを飲むことは、体も温まり、心地よく眠りにつけるなど、健康のためにもいい効果をもたらします。

お酒に含まれるアルコールは有害なので、それを体内にとりこむと、体は尿の量を増やして排出しようとします。このとき副交感神経が働くため、心身がリラックスして免疫力が上がるのです。

お酒に酔うことで、気持ちがやわらいで、人付き合いを円滑にしたり、ストレスを発散したりという効果が期待されます。ただし、これはあくまでも「適量」を飲んでいればの話。過度の飲酒は、免疫力を低下させ、体にも毒になってしまうのです。

 お酒を飲んで免疫力が上がるのは、飲み始めて1~2時間の間です。それを超えても飲み続けていると、今度は交感神経が刺激され、緊張状態が続いて、逆に免疫力が落ちてしまいます。

さらには、アルコールによって肝臓の働きが妨げられたり、成長ホルモンの分泌が抑制されたりして、体にダメージを与えることもあるのです。

お酒を飲むときには、自分の適量を把握した上で、その量を守り、最低でも週に2回は休肝日をもうけるなど、体に負担がかからないようにしましょう

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話』
著:石原新菜

シリーズ累計発行部数160万部突破の人気シリーズより、健康で強い体を作るために大切な『免疫力』をテーマに、実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!新型コロナウィルスによる影響もあり、改めて注目が集まっている免疫力。すべてのウィルスによる攻撃や重症化を防ぎ、自分の体を守るためには免疫力を高めることが最も重要になります。本書ではそんな免疫の働きから、活性化させるカンタンな方法まで、すぐに使える実用的な情報を紹介。「そもそも免疫力ってなに?」「免疫力を高めるには〇〇を飲む」など、自分や家族の健康のために使える一生モノの知識が満載です!健康的で強い体を作りたい、家族の健康を守りたい、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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