たんぱく質と筋肉の関係がやせるカギ
太りにくい体質をつくることで内臓脂肪の蓄積を抑え込むノウハウを紹介します。その主役となるのは「たんぱく質」です。脂質、炭水化物と並ぶ3大栄養素のひとつとして内臓や骨、血液などをつくるたんぱく質ですが、とりわけ約80%がたんぱく質で構成される筋肉とは密接な繋がりを持っています。
筋肉は食事でとったエネルギーを大量に消費するため、筋肉量が多いほど体全体の消費エネルギーも大きくなります。つまり、積極的なたんぱく質摂取で筋肉量を増やせば栄養が効率よく使われるため、内臓脂肪の蓄積も少なくなるわけです。
また、体内にとり込まれたたんぱく質は、脂質や炭水化物に比べて無駄なく消費されるといった特徴もあり、脂肪になりにくい点も見逃せない要素のひとつです。
以上のことから、私は肥満治療に生かせる高たんぱく食品がないか探していたところ、たんぱく質が豊富で栄養価も高く、しかも低カロリーの「高野豆腐」にたどりついたのです。
やせるにはたんぱく質が必要不可欠!
内臓脂肪を減らしたいなら、エネルギー消費を盛んにする筋肉を鍛え、筋肉量を増やすことが第一。筋肉の材料となるたんぱく質を多めに摂取しましょう。
筋肉量を増やして内臓脂肪を減らす
内臓脂肪を減らすカギは、消費エネルギーを大きくすること。たんぱく質をとって筋肉量を増やしましょう。
出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆
「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。
公開日:2023.10.08