アルコールが脂肪の吸収を盛んにする
仕事の付き合いや友人との語らいで、お酒を楽しむ機会もあると思います。そんなときは、太るリスクを回避できる飲み方をしてください。お酒は比較的カロリーの高い飲み物。缶ビール1本(500ml)や日本酒1合(180ml)で、ごはん1杯(約230kcal)に近いカロリーがあります。適量なら問題ありませんが、度を越すと余ったカロリーが内臓脂肪を増やしてしまいます。
お酒を選ぶなら糖質の低いワインをはじめ、元々糖質ゼロの焼酎やウイスキーといった蒸留酒がおすすめです。なかでも赤ワインは糖質の低さに加えて、内臓脂肪の蓄積を抑えるとされるポリフェノールが豊富。肥満が気になる人には、うってつけといえるでしょう。
飲み会で特に気をつけたいのは、酔いにつられて食べすぎてしまうこと。アルコールには食欲を増進させる作用があるので、ハメをはずして「ドカ食い」などしないように。また、あまり知られていませんが、アルコールには「脂肪の蓄積を促進するホルモンを分泌させる」働きがあります。
ということは、飲めば飲むほど内臓脂肪をため込みやすくしてしまうのです。対策としては、できるだけ脂っこいおつまみは避け、刺身や焼き魚などのメニューを選ぶようにしましょう。さらに、休肝日を設け、アルコールを完全に抜く日をつくることも大切です。
太らない上手な飲み方
糖質の少ないアルコール類や、低脂肪のおつまみ選びが大切。飲み方を工夫してアルコールによる悪影響に歯止めをかけましょう。
太らない飲み方①まず枝豆、豆腐を食べて過食対策
飲む前に軽いおつまみでお腹を満たし、アルコールによる食べすぎを防止。
太らない飲み方②飲むなら焼酎やワインを適量
糖質高めのビールより、糖質の心配がないワインや蒸留酒がおすすめ。
太らない飲み方③脂のしつこいおつまみはNG
おつまみは、から揚げなどの揚げ物は避け、低脂肪の刺身などを選ぶ。
太らない飲み方④シメのラーメンやデザートは厳禁!
シメのラーメンやスイーツの誘惑に負けないように。特に脂質には注意。
出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆
「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。
公開日:2023.10.22